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WPDL-4204 森高千里 勉強の歌◆この街【HOME MIX】 #8cmCD [CD紹介]

今日、明日と大学入試センター試験が行われていますね。

私も10ウン年前に東京で受けました。
その年の初日は朝から曇っていて、帰りには雪がうっすら積もるくらいの寒い一日だったことを覚えています。
また、このときの国語Ⅰの問題の小説読解では江國香織の短編小説「デューク」が問題文として採用されていて、問題文を読み入って泣きそうになりました。
飼い犬の「デューク」が死んだ日、傷心で仕事を休み、家にもいられず外へ出かけた時に出会ったハンサムな少年、そんな彼と一日限りのデートをする話なんですが、結末が泣けるんですよね…。
犬を飼っていて天寿を全うさせたことのある人なら誰しもが思う感覚を、読みやすい軽妙な文体で描かれた作品です。
文庫「つめたいよるに」に収録されているのでぜひ読んでいただきたい作品です。

…話は脱線しましたが、今回紹介するCDのタイトルはズバリ!「勉強の歌」です。
1991年に日本テレビで放送されていた「おちゃめなふたごークレア学園物語ー」のオープニングテーマとして起用されていました。
「おちゃめなふたご」シリーズは1940年代にイギリスの小説家、イーニッド・ブライトンによって著された児童文学小説で、おてんばなパトリシア、イザベラの双子の姉妹が、セント・クレアという名前の寄宿学校に入学し、そこでの出来事を物語にしたものです。

歌っているのは森高千里さんです。
今でこそ歌手活動は控えめですが、90年代を代表する女性ポップスシンガーの一人で、「渡良瀬橋」や「私がオバさんになっても」など、女性のリアルな目線の心情を描いた曲や、「ロックンオムレツ」のような独特な歌詞の曲など様々なヒット曲があるのはご存知の通りだと思います。

今回の「勉強の歌」はどちらかというと後者の側の曲に近いのかなと思います。

サビの「勉強はできる内にしておいたほうがいいわ。後になって気づいたって遅いわ」という歌詞はなかなかリアルで重いです。
学校を出て仕事を始めると、勉強をする時間をつくることがこんなにも大変なのかと日々実感する日々…。

WPDL-4204 1991/02/10
1.勉強の歌
作詞:森高千里、作曲・編曲:斎藤英夫
2.この街【HOME MIX】
作詞:森高千里、作曲・編曲:斎藤英夫
3.勉強の歌(オリジナル・カラオケ)
4.この街【HOME MIX】(オリジナル・カラオケ)
WPDL-4204.jpgWPDL-4204裏.jpg


肩パットがバブル時代を彷彿とさせますよね。

このCDの発売元のワーナー・パイオニアは、この年にワーナーミュージック・ジャパンへと商号変更しております。
その前年の1990年に社名にもなっていたパイオニアが、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサルエンターテインメントジャパン)を立ち上げ自前で音楽事業に参入することになり、資本関係も解消したことによるものと思われます。


2019-01-19 20:18  nice!(1)  コメント(0) 
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