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KIDA-120 テレビ東京系アニメーション「爆れつハンター」オープニングテーマ/エンディングテーマ #8cmCD [CD紹介]

アニメーション制作会社だったXEBECが、6月1日をもってProduction I.Gに吸収され、法人として解散したという話。
90年台半ばによく名前を見ていたなぁと思って調べてみたら、1995年にProduction I.Gの子会社として設立され、爆れつハンターや爆走兄弟レッツ&ゴー、機動戦艦ナデシコなどを立て続けに制作しており、道理でよく名前を見たのかと腑に落ちたところです。
最近ではBanG Dream!やフューチャーカードバディファイトも共同制作ながら担当しており、同社原作のアニメとして「蒼穹のファフナー」があり、堅実なアニメ制作会社というイメージがあっただけに、今回の組織変更は少し驚いたところです。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3791/tdnet/1660085/00.pdf

Production I.Gも持株会社(株式会社IGポート)の子会社)っていうのを今更ながらこのPDFファイルを見て知りました…。

ということで、今回は、そのXEBECが最初に制作を担当したテレビアニメ「爆れつハンター」の主題歌が収録されていたシングルCDの紹介です。
爆れつハンターは、あかほりさとる原作、臣士れい作画で、1993年よりメディアワークス(現KADOKAWA)にてコミックスが連載・発売され、その後テレビアニメやOVA、小説やゲームとマルチメディア展開した、まさしく90年代のオタカルチャーの王道をゆく作品でした。
特権階級でもある魔法使い(ソーサラー)が、魔法を使えない庶民(パーソナ―)を支配した世界で、ソーサラーの圧政による支配を、闇の仕置き人(ソーサラーハンター)が糺していくというのがおおよそのストーリーの流れ。
キャラクターが非常に露出の高い衣装を着ており、あかほりさとる作品のある意味真骨頂とも言えるお色気要素満載で、テレビアニメ版ではさすがにありませんでしたが、OVA(元祖爆れつハンター)では普通に乳首出しもありました。
乳首なしとはいえど、夕方6時になかなか際どい女子が出てくる作品をよくもまぁ放送したものだと、今となっては思うばかりです。

今回紹介するCD(KIDA-120)では、OPとEDが収録されておりますが、主題歌関連CDはこれ以外にも2種類あり、
OPとカップリング(TOO LATE/林原めぐみ)が収録されたKIDA-118、EDとカップリング(LOVE IS FIRE/奥井雅美)が収録されたKIDA-119の3バージョンがありました。
同時期にリリースされた新世紀エヴァンゲリオンの主題歌CDも同様の発売パターンであり、当時のスタチャの強気さを伺い知ることができますね。
90年代アニメはあかほりさとり、林原めぐみ、そしてスタチャ(キングレコード)の時代だったというのが個人的な感覚ですが、この作品はまさしくその3要素すべてを併せ持ったものでした。

KIDA-120 1995/11/03発売
1.WHAT'S UP GUYS?(オープニングテーマ)
作詞:松葉美保、作曲:五島翔 矢吹俊郎、編曲:矢吹俊郎、歌:古本新之輔、林原めぐみ
2.MASK(エンディングテーマ)
作詞・作曲:奥井雅美、編曲:矢吹俊郎、大平勉、歌:奥井雅美、松村香澄
KIDA-120.jpgKIDA-120裏.jpg

余談ですが、OPのWHAT'S UP GUYS?は空耳で本来の歌詞とは異なる聞こえ方をする箇所があり、ドリカンの「ボケ耳ダンボ(やってることは空耳アワーと同じ)」において、2コーラス目のBメロで「強情が過ぎるのも」っていう箇所が「東京ガスビル飲もう」と聞こえるという投稿があり、言われてみるとたしかに聞こえます。ぜひ聴いてたしかめてもらいたいところです。


2019-06-03 21:58  nice!(0)  コメント(0) 
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