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J-WAVEの日にくどくど語り。旧来のJ-POPからアキシブ系、ボカロP系を経てJ-WAVEに回帰するという個人的こじつけ。 [独り言]

今日8月13日は、その数字の並びから東京のFMラジオ局である「J-WAVE」の日です。
私も、運転中や家にいるときは、アニソンを聞く時以外はほぼJ-WAVEをつけっぱなしにするくらいにはこのラジオ局にはお世話になっていますが、今日は聞いていたどの番組でも「J-WAVEの日」というのを押し出して、過去によく流れた曲や、局に縁深い人の曲を流していたりとちょっとしたお祭り状態でした。
アニソンをテーマにしたブログでJ-WAVEの日の話題というのも違和感しかないところではあります。たしかにごく最近までは、アニソン(というかテレビなどで流れる曲も含め)を流すこともなく、アニソンというジャンル自体相手にしていない雰囲気でした。
かつては所謂ヒットソングやジャニーズやアイドル系の楽曲を流さずに、洋楽を中心に、邦楽では後述する"J-POP"の楽曲に特化し、トークよりも先述のジャンルの音楽が常に流れているような、所謂オサレなラジオ局でした。
音楽ジャンルとして一般名詞化している「J-POP」の"J"も本来は"Japanese"ではなく、"J-WAVE"の"J"で、J-WAVEで流れるような、洋楽チックで都会的な邦楽のジャンルを示すものとして使われていたものです。
小西康陽や小沢健二、ピチカート・ファイヴなどが主に該当しますが、有り体に言えば音がスマートで、所謂シブヤ系楽曲と親和性が高かったように思います。
そんなお高く留まっていたような局でしたが、近年はオタクジャンルに対してオープンなスタンスのナビゲーターが起用される番組も出てきたり、声優やアニソン歌手の方が番組のゲストとして登場するなど、隔世の感すらあります。
アニメカルチャーの拡がりとも言えますが、ラジオ局も生き残りのためには形振り構っていられないという現実もあるのかもしれません。
そんなJ-WAVEがそういう路線に舵を向ける前から、アキシブ系(秋葉原+渋谷)とされる、オタク系カルチャーにオサレ系カルチャーが食指を伸ばす形で誕生した楽曲ジャンルが出てきていました。
2000年代のちょびっツや月詠、最近では"物語"シリーズの楽曲群のような、メロディやボーカルは多分にアニソン分が含まれているものの、軽妙なボーカルやシティポップ的な洗練されたアレンジを施したような楽曲がこれらに称されます。
よく聞けばたしかにアニソンだけど、曲単体で聞くと(旧来の)J-POPという感じがしなくもない、その絶妙さはたしかに「アキバ系」とも「シブヤ系」とも異なる「アキシブ系」としか言いようがないところではあります。
しかしそれでもアキシブ系のアニソンサイドの楽曲がJ-WAVEで流れることはありませんでしたが…。
その潮目が変わってきたのが、アキシブ系がクローズアップされた辺りかその少し後に隆盛を極めたボーカロイド文化により、人気ボカロPがネットシーンからリアル音楽シーンに流入した辺りなのかなと思うところ。

その中の一番の出世頭は言うまでもなく米津玄師(ハチ)ですが、米津玄師曲として初めて聞いたのが「アンビリーバーズ」という曲でした。
この曲を初めて聞いた時「これなんの(アニメの)テーマソング?」という印象で、これがヒット曲として成立する=アニソン的楽曲が、広く世間に受け入れられたということなのかなと感じたものです。
ここ数年で急速にJ-WAVEもアニソン系に擦り寄ってきたのは偶然なのかはたまた…。


くどくどと自分の思い込みのブログを読んでくださりありがとうございました。


2019-08-13 22:58  nice!(2)  コメント(0) 
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