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VIDL30382 夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~/よーみ #8cmCD [CD紹介]

今日は時の記念日。
1920年に当時の文部省の外郭団体の一つだった生活改善同盟会と国立天文台が「時間をきちんと守り、欧米並に生活の改善・合理化を図ろう」というスローガンのもと、
この年の5月16日~7月4日に東京教育博物館(現:国立科学博物館)にて開催されていた「時の展覧会」の期間中の6月10日を時の記念日と制定しました。
この6月10日が選ばれたのは、日本に最初に時計(水時計)が作られ、実際に使われ始めた日がこの日だったからなんだそうです。
時間は誰にでも唯一等しく与えられてるものであり、なおかつその場で使い捨てられてしまい持ち越すことができない貴重なものであると分かっていても、ついつい無駄遣いしてしまいがち。
大事にしないといけないと分かっていても無為に過ごしてしまうのを止められないのはどうにかならないものかと日々思うところです。

さてそんな今日紹介するCDは、現在、過去、未来を行き来しながら、時間を自在に操るボスに立ち向かう少年少女が主人公のRPGで、テイルズオブシリーズの初代「ファンタジア」の、プレステリメイク版のOPが収録されているCDです。
元々はスーパーファミコンで1995年に発売されており、こちらの主題歌はマキシシングルで吉田由香里さんが歌っています。
1998年にプレステでリメイクされ、主題歌も新録となり、オーディションにより選ばれたよーみさんが歌唱して8cmCDとしてリリースされました。
本名は吉田友美さんで、奈良県出身でこの曲がデビュー曲となりますが、CDとして出たのはこの一枚のみで、その後はインディーズで細々と活動もしていたようですが、既に引退されているようです。
伸びやかで初々しいボーカルはアニソン向けだと思っていただけにほとんど活動はなく残念に思うところです。

さて、テイルズオブファンタジアは、大樹ユグドラシルが生みだすマナの力(恵み)を求める異性の民であるダオス(当初は現代に封印されていたが、ストーリー序盤で封印が解かれてしまう)が、人類に悪事を働いており、それを少年少女が食い止めるというのがストーリーの大まかな流れですが、人間もまたその恵みを享受しており、魔科学と呼ばれるテクノロジーによって過剰に消費してしまった結果枯渇させてしまうという業の深さも描かれています。
ストーリーの最終盤で、ダオスは過去から未来と時間を行き来しながら、マナの枯渇を食い止めるために、人間と敵対していたことが明らかになり、決してスッキリとした終わりではないというのも印象的な作品でした。
時間を行き来して、過去の過ちをパッチワークの様に修正して未来(現在)を変えたいと誰しもが一度は考えると思いますが、今も未来人がいるような様子はない(単に気づいていないだけかもしれないけど)ので、多分タイムマシーンは未来もできていないのでしょう。
今しか生きていくことができないのが宿命だからこそ、どう実りある時間を作るかを日々考えていかないとと、自戒を込めて思うところです。
VIDL-30382 1998/12/19発売
1.夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~
作詞:藤林聖子、作曲:関口敏行、編曲:坂本昌之
2.予感
作詞:さいとうみわこ、作曲:佐藤英敏、編曲:坂本昌之
3.夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~(オリジナル・カラオケ)
4.予感(オリジナル・カラオケ)

VIDL-30382.jpgVIDL-30382裏.jpg


2020-06-10 22:23  nice!(1)  コメント(0) 
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