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NCDS-22 ー伊勢崎市民の歌ー歩いてみたい #8cmCD [CD紹介]

コロナ禍で瀕死の観光業界を救済するという名目で行われているキャンペーンであるGo To トラベル。

先の連休はそれを活用したのか、国内の観光地には大挙して人が訪れ賑わいを取り戻している様子が報道されていましたね。

この政策の是非についてこのブログで言うことは避けますが、こうして人が動いていかないことにはにっちもさっちもいかないのは間違いないところでしょう。


ということで、このキャンペーンに便乗して、今日紹介するCDは、群馬県伊勢崎市民の歌だったものです。
伊勢崎市は群馬県の南部にある工業都市で、取り立てて観光名所があるわけではないですが、華蔵寺公園という大きな公園があり、周辺の都市の小学校の遠足の定番となっています。

個人的には、以前10年ほど住んでいた太田市の隣ということで、映画館がイオンシネマしかない太田では上映しないアニメ映画を観に、MOVIX伊勢崎に行ったりしたものです。

さて、CDの話に戻しますが、このCDは1990年に伊勢崎市市制50周年を記念して、市で配布されたもので非売品ではありますが、何とキングレコードが製造元で、規格品番は企画CD扱いのNCDS-シリーズになっています。


そんな伊勢崎市の歌ですが、歌っているのは伊勢崎出身の歌手なのかと思ったら、北海道札幌市出身の椎名恵さんです。
90年当時はキングレコード所属の歌手で、アニソンも「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」のOVAの主題歌(K10X-23048 1989/02/05発売)をリリースしていますね。


どういうきっかけでキングレコードに市民の歌を作ってもらうことになったのかは分かりませんが、他にもこういうパターンはあるのか調べてみたいところです。


「歩いてみたい、ラブリータウンいせさき」で締めくくるサビの曲ですが、特に伊勢崎市内の名所が歌詞に登場するわけではなく、ハナミズキが咲く並木通り、たそがれの広瀬川、伊勢崎ばやしと、至って地味な印象です。

市民以外がこれを聴いて街を歩いてみたくなるかと言えば……となってしまうのが少し寂しさも感じます。


このCDは先日伊勢崎のハードオフに立ち寄った際に見つけて購入したもので、キングレコードの市松模様と、特殊品番の組み合わせが珍しいなと思って手にとりました。
とはいえ、ハードオフに並んでるということは、誰かが要らなくなったから売りに来たということでもあるので、その点について言えば物悲しさはありますが、こうして私のような市外の人が存在を知ることができたのは個人的には嬉しい気持ちでもあります。


色々なCDの世界があるものですね。


NCDS-22 非売品(1990年リリース)

1.歩いてみたい
作詞:石田幸江
補作詞:市民の歌選定委員会
作曲:小林聡
編曲:樫原信彦

歌:椎名恵

NCDS-22.jpgNCDS-22裏.jpg


2020-09-26 22:58  nice!(1)  コメント(0) 
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