8cmアニソンCDを懐古する。

今日紹介するCDは、1996年に放送されていた「VS戦士ラムネ&40炎」のエンディングテーマが収録されたCDです。
この作品の主題歌CDは、OPとEDが収録されているもの（KIDA-133）、OPとキャラソンが収録されているもの（KIDA-131）、そしてこのEDとカップリングの収録されているものの3枚あります。
今でこそOP、EDが別々のCDが別個で売られている事はごく当たり前ですが、当時の、とりわけスタチャのCDではOPとEDは大体セットで収録されているものが多かったのですが、この当時はスタチャ全盛期ということもあってか、OP、ED、OP/EDの3バージョンを出すというのが多く見受けられました。

代表的なのは新世紀エヴァンゲリオンの主題歌です。
1995年10月25日に、KIDA-114（残酷な天使のテーゼ／月の迷宮）、KIDA-115（FLY ME TO THE MOON／同曲の別バージョン）、KIDA-116（残酷な天使のテーゼ／FLY ME TO THE MOON）とそれぞれ別のタイプでリリースされていました。

そしてこの「VS戦士ラムネ&40炎」の主題歌CDも同様の形態でのリリースとなりました。
この作品は原案があかほりさとるさん、原作葦プロ企画室のロボットアニメですが、あかほりさん作品らしいお色気要素（乳首はさすがになかったですがパンチラは普通にありましたね）やコメディ要素もふんだんに盛り込まれており、夕方放送であったもののなかなかに攻めた作風でもありました。
そんな作品のエンディングテーマは、そういうおちゃらけ全開な本編とは打って変わった、初々しい出会いと惹かれ合う二人に寄り添う爽やかな歌詞やメロディの楽曲になっています。
どうにも落ち込んでいる時に聴いていると「あなたを信じているよ」と背中を押してくれるような、そんな曲です。
歌っているのはLiaison（リエゾン）で、ボーカルの松浦有希さんと、アレンジャーの吉田潔さんによるユニットです。
松浦有希さんは作詞・作曲・編曲家として多数の楽曲提供をする傍ら、こうしてシンガーソングライターとしても活動を行っています。
鼻にかけたようなメロウで耳に優しいボーカルがとても印象に残りますね。

KIDA-132 1996/05/22発売
レーベル：スターチャイルド
発売元・販売元：キングレコード
1.勇気の引力
作詩：松浦有希、作曲・編曲：松浦有希、吉田潔
2.to be Alone
作詩：松浦有希、作曲・編曲：松浦有希、吉田潔
3.勇気の引力（オリジナル・カラオケ）
4.to be Alone（オリジナル・カラオケ）

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