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H10P30005 百万本のバラ/加藤登紀子 #8cmCD [CD紹介]

今日の金曜ロードショーでジブリ映画「紅の豚」が放送されていました。
TwitterのTLをボーッと眺めていたこともあり、冒頭数分は例のごとく見逃してしまったのですが、金曜ロードショーのアカウントや、作中ではジーナを演じ主題歌も歌っていた加藤登紀子さんのアカウントが、作品にまつわるエピソードをツイートしており、本編をより深く楽しむことができましたね。
軽快に飛び回る飛び回る戦闘機と、自由気ままだけど実は弱い男性とそれに振り回されつつも見守る強い女性という宮崎駿イズム全開の、ある意味でベタな作品ではあるけどだからこそ何も考えずに楽しめる作品でもあるなと最近は改めて気づいたところです。

そんな今日紹介するCDは、そんな紅の豚のエンディングテーマが収録されたCDです。
映画の公開に合わせて、主題歌CDがソニーミュージックからリリース(SRDL-3498 1992/07/01発売)されていますが、今日は趣向を変えて、1987年にリリースされたシングル盤を8cmCDに再リリースされたものを紹介します。
紅の豚のエンディングテーマである「時には昔の話を」が2曲目(B面)に収録されていました。
貧しくも希望を抱きつつ、皆で肩を寄せ合いながら生きてきた日々を振り返りながら、結局のところそれも今となっては空しいものだったと述懐する冷酷な歌詞に、過去を美化して浸るだけではなく、今を大事に生きていくことが大切なのだということを突きつけられるような曲で、紅の豚の作品そのものを凝縮しているなと思うところです。
1曲目(A面)の百万本のバラはもともとはロシアの歌謡曲ですが、それを加藤登紀子さんが訳詞をし日本語で歌い直している楽曲になります。
貧乏な絵描きが女優に恋をし、気を引こうと街中の赤いバラを買い占め街の広場にばらまき、それを女優が眺めている様をただ見ているという歌ですが、その健気さを力強くも物悲しく歌い上げていて胸を打たれる曲ですね。
35年前の曲になるけど、いい曲はいつ聞いてもいい曲ですね。


H10P30005 1988/04/25発売(シングル盤は1987/04/25発売)
発売元・販売元:ポリドール
1.百万本のバラ
作詞:A.Voznesenskij、訳詞:加藤登紀子、作曲:R.Pauls、編曲:川村栄二
2.時には昔の話を
作詞・作曲:加藤登紀子、編曲:山本健司
H10P30005.jpgH10P30005裏.jpg


2022-01-15 00:30  nice!(1)  コメント(0) 
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