8cmアニソンCDを懐古する。

今日は昨日とは打って変わり朝はよく晴れた一日でしたが、昨日の寒さはまだ残っていて、春は少し足踏みといった感じでしたね。
このブログでは春の花祭りとして、ふしぎ遊戯のキャラクターソングCDを紹介していますが、6枚目の今回は井宿(ちちり)のキャラクターソングCDです。
ちなみに4枚目～6枚目が第二弾のリリースということで3枚同時にリリースされました。
井宿は朱雀七星士の最年長で、メンバーのまとめ役ともいえるキャラクターですが、口癖が「なのだ」だったり、急に二頭身キャラに化けたりと、あどけなさが残っているギャップがまた魅力的です。
これも一族を災害で井宿を残して全員失ったこと、またその時に自らも大きな傷を負い、それ以来天涯孤独で生きてきたことも関係しているのかもしれません。
そんな彼のキャラソンの1曲目のタイトルが「花鳥風月」になっているのは、その生い立ちからすると穿った見方をすれば運命の皮肉めいたものを感じますが、2コーラス目の「人は1人じゃなく 連なる生命(いのち)で 愛があるからこそ 生きて行けるのだ」という歌詞を読むと、その悲しみは乗り越えているのでしょう。
ウィンドフルートのノスタルジックなイントロからの伸びやかなボーカルがとても爽快な曲になってます。
春風に吹かれながら聴きたい一曲です。
対して2曲目ははっちゃけていて、今のキャラクターを存分に発揮した楽曲になっています。

APDM-5034　1995/09/21発売
発売元・販売元：アポロン
1.花鳥風月
作詞：青木久美子、作曲・編曲：まきのさぶろう
2.おちゃのこさいさい変幻自在
作詞：青木久美子、作曲：安藤カツヒト、編曲：まきのさぶろう
3.花鳥風月（オリジナル・カラオケ）
4.おちゃのこさいさい変幻自在（オリジナル・カラオケ）

ガーベラを抱えています。
パッと大きく開く花はこのキャラクターにもよくマッチしてると思います。

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