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ストレイ 犬が見た世界 [独り言]

『ストレイ 犬が見た世界』予告編
https://youtu.be/Xtz9Go-R40A

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今日は仕事が休みだったので、この映画を観に小山の映画館まで行ってきました。

動物の殺処分を禁止しているトルコの首都、イスタンブールで暮らしている野良犬の姿を、その犬の目線で撮影された映画です。
犬がいることが当たり前の街ということもあってか、多くの市民が多少は邪魔だと思いつつもごく自然に野良犬と接し、名前をつけて街全体で世話をしている様子が垣間見え、それがとても印象に残りました。
そして、そこに住まう人は、小型犬(愛玩犬)を散歩させる上流階級の人から、シリアから逃れ、住む家もなく建設現場を寝床にしている少年たちや、チェンチェン紛争によってイスタンブールに移り住んできた人など境遇は様々。
それでもそんな線引きからは自由な存在である犬は分け隔てなく接し、人間もそれに応える。
住人をつなぐ存在としての犬の姿が、そこにはあるように思いました。
今も続くロシアによるウクライナ侵略において、多数のウクライナの市民が避難している様子を写した写真の中にも、不安そうな面持ちの犬や、攻撃によって無惨にも殺されてしまった犬がいますが、人間に生活を依存している犬にとってはこれほど理不尽なことはありません。
そしてその惨状を止められるのは人間だけなんだよね。
再びウクライナにも犬と人間がいつも通りの日常が戻ってくるように、この侵略の無意味さを言い続けていかないといけないのかなと、この映画を観て改めて思ったところです。

久しぶりに観る映画もいいものですね。


2022-04-09 23:44  nice!(1)  コメント(0) 
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