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ESDB-3217 FENCE OF DEFENCE 時の河 #8cmCD

平成もついに今日で終わります。

1989年の1月8日から始まり30年と少し。
個人的には、この間に小学生~社会人と過ごし、一番激動だった時代でもありました。
幼き頃に思い描いていた未来とは違う現在。
給料も休みもまともにないような仕事に就いていて生活も非常に苦しく、この先どう生きていけばいいのか先の見えない日々を過ごしていますが、
好きなものは好きでい続けていられているのはまぁ幸運なことなのかもしれません。
次の時代になってもこのブログは続けていこうかなと思います。

そんな今日紹介するCDは、1991年に放送された「横山光輝三国志」の最初のOPで、FENCE OF DEFENCEが歌っていた「時の河」です。

FENCE OF DEFENCEとしては、先に紹介した「SARA~セイラ~」以来のアニメタイアップとなります。
果てしなく広い宇宙、そこでは常に何かが生まれ、そして争いが続いている中で、運命の相手に巡り合うという壮大なテーマを、オリエンタルでかっこいいアレンジで歌い上げている曲です。

言い換えれば、生きるということは"河の流れ"のようなものなのかもしれません。
初めの一滴のような細く弱々しい流れや、泳ぐことすらままならないような激しい流れ、大河のような穏やかな流れ。
決して戻ることはできないけど、どのタイミングで産まれたとしても、その流れの中でどうやり過ごすかが、その人の生き方として現れるのかもしれません。
そして次の世代にいい流れを作っていかないといけないものなんだろうとふと考えてしまいました。


「流れ流れていつか消えゆくとしても 誰にも止められない時の河は続いていく」

平成から令和へ、時の河は流れていきます。


ESDB-3217 1991/09/21発売
1.時の河
作詞:F.O.D、作曲:M.Nishimura
2.Lies & Reason
作詞、作曲:M.Nishimura

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2019-04-30 07:00  nice!(1)  コメント(0) 
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VIDL-30512 COUNT DOWN/Little Voice #8cmCD [CD紹介]

平成の時代も明日で終わり。
連休期間中ということも相まってか、年末年始の頃のようなふわふわと落ち着きがない様子に思えます。
元号が切り替わるのを目のあたりにできるのは、人生でも数えるほどしかないし、今回のは崩御に伴うものでないので素直にお祝いモードで迎えられるというのもあるのでしょう、
そんな、令和へのカウントダウンが目前に迫っているということで、今回紹介するのは、2000年にテレビ東京で放送された「GEAR戦士電童」のエンディングテーマだった曲です。
Little Voiceは芦原みき、佐藤美記子のの変名で、歌唱や作曲をする際のネーミングとして使われております。
この曲はアニソンらしいキャッチーなメロディで、2曲目に収録されている、挿入歌のOver the Rainbow共々、何度聞いても聞き疲れない曲になっています。
2つの人名名義は作詞のときに使われています。使い分けの基準はよくわからないところですが…。
また、編曲のHAL2000にも芦原みきも加入しており、このCDの楽曲の全てに関わっていることになります。

VIDL-30512 2000/10/21発売
1.COUNT DOWN(エンディングテーマ)
作詞:芦原みき、作曲:Little Voice、編曲:HAL2000
2.Over the Rainbow
作詞:芦原みき、作曲:Little Voice、編曲:HAL2000
3.COUNT DOWN(オリジナル・カラオケ)
4.Over the Rainbow(オリジナル・カラオケ)

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2019-04-29 14:56  nice!(1)  コメント(0) 
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PCDG-00107 だんご3兄弟 #8cmCD [CD紹介]

NHKの首都圏ネットワークにおいて、8cmCDを懐かしむ人というテーマの特集の記事があったみたいで、TwitterのTLにも流れてきました。
平成の音楽盛り上げる 8センチCD懐かしむ | 首都圏ネットワーク | @首都圏 | NHK 番組「首都圏ネットワーク」で、これまでに放送した内容の一部がテキストと画像でご覧になれます。 https://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20190424.html
これがその記事で、8cmCDを懐かしむサラリーマン(30代以上)世代と、その存在自体を知らない20代前半と思しき若者の反応から始まり、8cmCD縛りのDJイベントを開催した音楽愛好家の話、そして、1989年に発売された、美空ひばりが歌う「川の流れのように」が8cmCDで再販(調べると5/29発売で、令和最初の商業音楽8cmCDになるかも。規格品番はCODA-4002)の話題と、8cmCDにまつわるトピックを凝縮した記事で思わず読み入ってしまいました。
1988年に登場して、2000年頃に12センチのマキシシングルにほぼ移行するまでの約10年間、言い換えれば、平成の最初の10年間に華々しく活躍した8cmCD。
そんな8cmCDの売上枚数で最も多いのは、2000/01/26発売のサザンオールスターズのTSUNAMIの293.6万枚。そして2位が、今回紹介するCDのだんご3兄弟の291.8万枚でした。
Eテレで放送されている「おかあさんといっしょ」の中で1999年1月の曲として流れたもので、当時のうたのお兄さんの速水けんたろう、うたのお姉さんの茂森あゆみをメインボーカルに、コーラスとしてひまわりキッズ。団子合唱団が参加していました。
ピタゴラスイッチに出てくるようなユルいキャラデザの団子の3兄弟と、その周辺キャラが織りなす脱力系のアニメーション効果もあってか、このCDは社会現象になる大ヒットになりました。
なお、これらのキャラクターの設定はCDに同封されていた、ひみつカードに詳細が記載されています。
このCDを紹介するに当たり、改めてそのひみつカードを読み返してみると、今知ったという事や、そんなん知らんがなって思うような事もあったりと、それはそれで面白いものでした。
この曲がリリースされて20年を経ち、楽曲は定番の童謡ナンバーになり、曲としての本懐を遂げる形になりました。
しかしこのCDがお店に並んでいるのは今となってはまず見かけません。
それでも、実際にそのCD手にとると、当時を懐かしんだり、新たな発見があったりするのはやはり「形あるもの」だからこそなのかなと思います。

PCDG-00107 1999/03/03発売
1.だんご3兄弟(フルバージョン)
作詞:佐藤雅彦・内野真澄、作曲:内野真澄・堀江由朗、編曲:堀江由朗
歌:速水けんたろう・茂森あゆみ、ひまわりキッズ、だんご合唱団
2.だんご3兄弟(オリジナル・カラオケ)
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2019-04-25 22:38  nice!(0)  コメント(0) 
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レコードストアデー [独り言]

今日、4月13日はレコードストアデーという日らしく、いつも聞いているラジオ局(J-WAVE)では、レコード音源をかけていたり、レコードショップの中継があったりという一日でした。
調べてみるとこれは記念日というか、レコード店やラジオ局、レコードメーカーなどの合同企画らしく、サイトから由来を引用すると、
レコードストアの文化を祝い、宣伝し、独立した小売店舗を活性化し、フィジカルメディアを手にするよろこびや音楽の楽しさを共有する、年に一度の祭典とのこと。
たしかに実際にレコードやCDを手にすると所有欲を満たしてくれるし、音楽を聞いていないときもジャケットを眺めたりと、音だけではない楽しみというのはたしかにありますよね。
特にレコードはジャケットも大きいので、ジャケットのアートワークがおしゃれなインテリアとして楽しめるのかなと思います。
レコード店の話題になってしまいましたが、8cmCDもそれと無関係というわけではなく、それはレコードショップの片隅に細々と売られているということだけでもありません。
8cmCDのジャケットを2枚横に並べると、シングルレコードのサイズ(7インチ≒17.78)と大体同じ大きさとなり、シングルレコードのケースを使い回せるようになっています。
縦長のジャケットにも意味があったわけです。でも、8cmCDが登場した当時はそれを折る事を推奨されてたんだよねぇ。
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こういう感じで2枚つなげると一枚のイラストになるようなジャケットもありました。
これははいぱーぽりすのOP(CODC-1232)とED(CODC-1267)のCDジャケットです。


2019-04-13 21:46  nice!(1)  コメント(0) 
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CODC-761 テレビ東京アニメ「モジャ公」エンディング・テーマ・ソング #8cmCD [CD紹介]

今日4月12日は世界宇宙飛行の日なんだそうです。
1961年4月12日に、世界初の、人を乗せた人工衛星ヴォストーク1号が当時のソビエト連邦によって打ち上げられ、それを記念する日として制定されました。
その時に搭乗していたのがユーリ・ガガーリン。
搭乗時間は1時間48分ほどだったのですが、人類で初めて外から地球を眺め「地球は青かった」という名言を残しました。
今は写真などで地球は青いということは分かりますが、それでも実際にそれを見ることができる人はまだまだ限られていて、宇宙飛行が身近になるにはあと少しだけ時間がかかりそうですね。
今週は人類初ブラックホールの撮影に成功したりと宇宙関連の話題が続いたところで、今回紹介するCDは、テレビ東京系で放送されていた「モジャ公」のエンディングテーマです。
アニメ版のモジャ公は藤子・F・不二雄原作のSF漫画作品をベースに、1995年~1997年にかけて放送されました。
宇宙からやってきたモジャラ(モジャ公)とその相棒のロボットでもあるドンモが、主人公である天野空夫の家に押しかけ、日常を過ごしたり、捜し物をするために宇宙へ出かけるというストーリー。
このアニメの放送期間中に原作者の藤子・F・不二雄さんが亡くなり(1996/09/23)、亡くなった週の放送回では追悼テロップが流れました。
そんな時に自分の作品が放送されていたというのは作家冥利につきるものなのかなと思うところです。

話を戻して…。

今回紹介するCDでは最初のEDが収録されています。タイトルは「恋人が宇宙人なら」で、主人公の空夫の同級生である、河野みきを演じていた岩男潤子さんが歌っています。
優しい歌声でしっとりと歌い上げるナンバーで、バックで流れるアニメも主人公がバーにいるっていう大人びた雰囲気になっています。
宇宙人はまだ地球には多分来ていませんが、遠い将来、地球人が他の星に行きそこで恋に落ちるなんてことも期待しちゃいますね。
サビの「言葉なんていらないね きっと楽しくて 時を忘れるでしょう」という歌詞のまま、宇宙を越えたロマンスというのも夢があるというものです。
カップリングの「STARSHIP 1996
」は、打って変わってノリのいいポップなメロディで、宇宙にさぁ冒険に出かけよう!というテーマで、何かを始めようとするときに背中を押してくれるような曲です。

CODC-761 1995/11/01発売
1.恋人が宇宙人なら(エンディングテーマ)
作詩:吉元由美、作曲、編曲:岩崎元是
2.STARSHIP 1996
作詩:吉元由美、作曲、編曲:つのごうじ
3.恋人が宇宙人なら(オリジナル・カラオケ)
4.STARSHIP 1996(オリジナル・カラオケ)
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2019-04-12 22:46  nice!(1)  コメント(0) 
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KIDA-31 小森まなみ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」 #8cmCD [CD紹介]

今日は朝から冷たい雨が降る凍えるような寒さの一日で、関東でも西部や北部の山沿いでは雪が降って積雪にもなるくらいでした。
関東の平野部で、4月になりソメイヨシノが満開になってから雪が降ることは、10年に一度程度はあるのでこれでもって異常気象だというほどのものではないのですが、春本番になった後で、もう冬は来ないだろうというところからの不意打ちは身に堪えるものがあります。

まさしくミンキーモモのイメージソングにもある「4月の雪(オリジナルは岡崎律子歌唱)」ですが、この曲が収録されているシングルは持っていないので、今回は90年代版の「魔法のプリンセスミンキーモモ」の最初のOPとEDが収録されたCDの紹介です。
歌っているのは小森まなみさんです。アニメでは声では担当しておりませんが、ヒロイックな歌声はアニメの作風にマッチしています。
魔法のプリンセスミンキーモモは葦プロダクション原作で、1982年(空モモ)と1991年(海モモ)に放送された魔法少女アニメで、主人公のミンキーモモがやってきた魔法の国が初代では空に、二代目では海にあったことから、空(海)モモと区別されています。
音楽的には、初代の楽曲はビクター音楽産業(現在このアニメの音源の権利を所持してるのはフライングドッグ)から、二代目はキングレコード(スターチャイルド)から出ているなどそういう違いもあります。
二代目では、主題歌をはじめとした楽曲で岡崎律子作曲のものが多く、先述の「4月の雪」を始め、最初のEDの「ダバダバFallin'Love」や2ndOPの「夢を抱きしめて(林原めぐみ)」の作曲だけでなく、挿入歌でも担当しております。
この作品の他にも、先に紹介したウェディングピーチの主題歌「夢見る愛天使」の作曲など、多数のアニソンを残した岡崎さんも、もう今年で没後15年とは時間の流れは本当にあっという間ですね…

KIDA-31 1991/11/05発売
1.夢みるハート(オープニングテーマ)
作詩:森野律、作曲:あみ啓三、編曲:長谷川智樹
2.ダバダバFallin' Love(エンディングテーマ)
作詩:渡辺なつみ、作曲:岡崎律子、編曲:長谷川智樹
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2019-04-10 22:35  nice!(0)  コメント(0) 
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PCDA-00275 思い出にもなれない/中嶋美智代 #8cmCD [CD紹介]

今日、4月8日は仏教の開祖、釈迦が生まれた日です。
灌仏会(かんぶつえ)というのがこの日の本来の名称ですが、通称花祭りの日。
この時期は春の花が咲き乱れてる時期で、その日に釈迦の像の前に沢山の花を備えるようになったからそういう通称になったともいわれています。
そんな日には花にちなんだアニメということで、今回は1992年2月から一年間、テレビ東京系列で放送されていたアニメ「花の魔法使いマリーベル」の主題歌が収録されたCDを紹介します。
花の魔法使いマリーベルは、葦プロダクション制作の魔法少女アニメです。
主人公が祖母から借りた絵本、そこから飛び出したのがマリーベルとその相棒タンバリン。
そんな二人が人間の世界で身近に起こる様々な問題を解決するというストーリーで、そのキーアイテムになるのが、ピンク色の一輪の花。
マリーベルに助けて欲しいと心から願った人の足元に咲き、その花を介してマリーベルが召喚され、魔法を使って問題を解決へと導くというものです。
どんなことでも助けてくれるのかな?と少しひねくれたくなりますが、そういう人には咲かないのかもしれないですね。
この主題歌を歌っているのが中嶋美智代さんです。
フジテレビのアイドル番組から誕生した「乙女塾」の3期生のメンバーで、1991年に「赤い約束」でデビュー。
2枚目のシングル「ひなげし」は「らんま1/2」のEDに起用され、今回のCDは5枚目のシングルです。
その後2000年には千葉ロッテマリーンズのサブローと結婚し、現在は3人の子どもがいるママタレントです。

PCDA-00275 1992/01/29発売

1.思い出にもなれない(エンディングテーマ)
作詞:小倉めぐみ、作曲、編曲:渡辺格
2.きっと出来るね!(オープニングテーマ)
作詞:並河祥平、作曲、編曲:岩田雅之
3.思い出にもなれない(オリジナル・カラオケ)
4.きっと出来るね!(オリジナル・カラオケ)

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このCDには10ページあまりのミニ写真集(ジャケット左のもの)も同封されていました。アイドル歌手ならではの特典ですね。


2019-04-08 23:24  nice!(1)  コメント(0) 
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花見ついでにハードオフ [購入記録]

今日は幸手の権現堂桜堤までドライブがてら花見に行ってきました。
周辺は大混雑で車を停めるのに一苦労し、結局遠くの駅の駐車場に止め電車で移動するという遠回りで向かいましたが、その苦労も報われるほどの満開のサクラでした。

中川の土手に植えられた、遠目には霞のように広がる淡いピンク色の帯、近くで見れば空を埋めるサクラの花。
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そんな中をじっくり歩きつつ、時々川の土手に座って川の流れを眺めながら遠くで誰かが吹いてるオカリナの音に耳を傾けるという、のんびりとした時間を満喫しました。

その帰りに、せっかく少し遠出をしたのでハードオフ加須東店に立ち寄りました。最近できた店舗らしく今回が初訪問。
ダメもとで行ってみましたが、8cmCDがコンテナ一つ分あり、その中で一枚だけアニソンがあり購入。
1999年に発売された、OVAのGRAVITATIONのOPの楽曲で、1枚54円でした。
2000年にはWOWOWでテレビアニメ化され、2000年代から少しずつ勢力を伸ばしてきたBLのテレビアニメの先駆けとも言える作品。
一話からキスシーンがあるなかなかのインパクト。それ以上の展開は放送では描かれていませんが、映っていないところではそういうこともやっていたんだろうなぁと。

ARDJ-5092 BAD LUCK/Spicy Marmalade
1999/07/23発売

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2019-04-06 20:13  nice!(1)  コメント(0) 
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N09D-023、024 FINAL FANTASY Ⅵ STARS Vol.1、Vol.2 #8cmCD [CD紹介]

1994年4月2日に「FINAL FANTASY Ⅵ」が発売されました。発売日にはテレビで特集が組まれたりとなかなか話題になっていた記憶があります。
スーファミ最後のFFシリーズで、本作から、従来のFFシリーズのキーアイテムでもあった「クリスタル」が登場しなくなり、西洋的なファンタジー風の世界観から、スチームパンクや文明社会的なものに代わり、FFの歴史上大きな転換点ともなった作品となりました。
グラフィックのFFというのを決定づけるかのような精緻なグラフィックと、クセの強いキャラクターが織りなすドラマチックなストーリーはFFの中でも屈指なものではないかと思います。まぁレイチェルを想いながらも、ティナやセリスを口説くようなロックの浮気性はどうかとは思いますが…。
そのストーリーを盛り上げるBGM、特にストーリー最終盤のフィールドBGMである「仲間を求めて」の、物悲しくも強い決意が込められた曲は、ゲーム音楽の中でも最高峰の曲なのは疑いの余地はないと思います。
そんなFINAL FANTASY Ⅵですが、ゲームの発売に先駆けてシングルCDがリリースされていました。
内容は各キャラクターのテーマソングが収録されており、折り畳まれたジャケット裏面にはゲームや本編やキャラクターの紹介がされています。
表面はキャラクターデザインを担当した天野喜孝さんが描いたデフォルメした登場人物のイラストで、本編でもこのイラストは登場しないので貴重なものとなっております。
楽曲はゲーム本編でも流れ、後にサントラにも収録されますが、当時このCDを手にした人は、ゲームの発売前にこれを聴いてキャラクターのイメージを膨らませていたのでしょうか。
まだインターネットも一般的でなく、今よりずっと情報量もスピードも限られていた中で、このCDとゲームのリリースの2ヶ月あまりの待ち遠しさはどれだけのものだったのか、今となっては想像もできないような気がします。
FINAL FANTASY Ⅵ STARS Vol.1
N09D-023
FINAL FANTASY Ⅵ STARS Vol.2
N09D-024
いずれも1994/01/21発売

FINAL FANTASY Ⅵ STARS Vol.1
1.ティナのテーマ
2.エドガー、マッシュのテーマ
3.ストラゴスのテーマ
4.ガウのテーマ
5.カイエンのテーマ
FINAL FANTASY Ⅵ STARS Vol.2
1.ロックのテーマ
2.セリスのテーマ
3.シャドウのテーマ
4.リルムのテーマ
5.セッツァーのテーマ

いずれも作曲は植松伸夫


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ⅥまでのFFとスクウェア時代のゲームソフトの関連楽曲はNTT出版が発売元であり、CD関連はスクウェアのゲーム関連のものに限られており、規格品番がCD本来のものとは異なる点も面白いところかなと思います。

尚、Ⅶ以降はデジキューブや自前(スクエニ)からのリリースとなっています。
また、販売元のアメリカーナレコードの詳細は分からず…。恐らくスクウェアが楽曲をリリースする時の愛称なのではないかと踏んでます。


2019-04-05 10:43  nice!(1)  コメント(0) 
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PIDA-1035 横山智佐 with 小桜エツ子/夢みれば夢も夢じゃない #8cmCD [CD紹介]

成り行きで始まった天地無用!関連楽曲特集。
今回で一応最後ということで、スピンオフ作品のテーマソングのCDのを紹介したいと思います。
1996年に放送されたTVアニメ「魔法少女プリティサミー」のオープニングテーマです。
魔法少女プリティサミーの由来はこのCDのジャケット裏面に記載されており、
1993年に発売された「天地無用!魎皇鬼」のCD「天地開闘時空同行」の中で、当時の監督の林宏樹、脚本の月村了衛の両氏のシャレで、「天地無用」のキャラクターである砂沙美を魔法少女に仕立て上げたのがきっかけで誕生したのだそうです。
テレビアニメに先駆けて、1995年にはOVAが発売され、その後あれよあれよとテレビアニメ化までこぎつけました。
キャラクターこそ天地無用のものですが、世界観は全くの別物で、謎の生物(魎皇鬼)+幼女(砂沙美)+魔法のステッキという王道魔法少女モノの作品でした。
また、ラジオドラマや富士見ファンタジア文庫にて小説化もされており、こちらも本家の天地無用!シリーズ同様メディアミックス化された作品でした。
90年代はそういう時代だったのです。
このCDの1曲目の「夢みれば夢も夢じゃない」がオープニングテーマでした。
陽気で賑やかなアレンジのためか、イントロがバラエティ番組のジングルやSE等でよく使われており、この曲は知らずともどこかしらで聞いたことがある事があるんじゃないかと思います。
歌っているのはプリティサミー(砂沙美)役の横山智佐と、魎皇鬼役の小桜エツ子の二人です。
曲中では砂沙美と魎皇鬼が掛け合いもあり、聞いていてとても楽しくなる曲です。
2曲目の「魔法少女プリティサミー」はプリティサミーが誕生した時に作られた架空の主題歌で、こちらは横山智佐一人で歌っています。
このCDに収録されているのは新しくアレンジし直したもので、ラジオ番組「プリティサミーChisaのマジカル♡ナ・イ・ト2」の主題歌でした(オリジナルの音源は先述のCDに収録)。

1996/10/23発売
1.夢みれば夢も夢じゃない
作詞:枯堂夏子、作曲・編曲:MATARO
歌:横山智佐 with 小桜エツ子
2.魔法少女プリティサミーNew Version
作詞:枯堂夏子、作曲:松宮恭子、編曲:滝沢淑行
3.夢みれば夢も夢じゃない(オリジナル・カラオケ)
4.魔法少女プリティサミーNew Version(オリジナル・カラオケ)

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2019-04-03 21:01  nice!(1)  コメント(0) 
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