8cmアニソンCDを懐古する。

27日はドラクエの日ということで盛り上がっていましたが、実はときめきメモリアルの最初のシリーズがPCエンジンで発売された日も、同じく5月27日（1994年）だとコナミのアカウントがツイートしていました。

もう28年前になるんですね。当時15歳だったメインヒロインの藤崎詩織も今は43歳。
再来年の30周年のときには、ときめき同窓会みたいなイベントやアプリがリリースされて、焼けぼっくいに火がつくような展開にちょっと期待したいところです。

さて、そんな今日紹介するCDは、藤崎詩織の2枚目のソロシングルです。
デビューシングルの「教えてMr.Sky」は2年前に紹介しましたので併せて見ていただけると嬉しいです。
KIDA-7618 藤崎詩織　教えてMr.Sky／風と一緒に行こう　 https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2019-05-23

今回の楽曲は作詞、作曲を小比類巻かほるさんが手掛けたロックテイスト色の強いものになっています。
リリース当時に放送されていた、ラジオのアニソンカウントダウン番組のドリカンでも人気を博し、週間1位を3度獲得し年間チャートでは2位となりました（ちなみに1位は魂のルフラン/高橋洋子）。
カップリングの「鼓動を止められなくて」はコナミサウンドではおなじみのめたるゆーきさんの作曲で、こちらはミディアムバラードです。

KIDA-7635　1997/09/26発売
発売元：コナミ、販売元：キングレコード
キングレコードの規格品番（KIDA、KIDS)の7000番台は、コナミレーベルに割り当てられた品番となっています。

そして、CDにはファンクラブ「Shiori Mate」の案内と入会金の郵便振替用紙が同梱されていました。
これ今郵便局に持ち込んだら受け付けてくれるのか気になるところです……。
調べてみると、ファンクラブは1996年10月に設立で半年ごとに募集しているものだったそうで、第3期メンバー募集ということなのでしょう。
キャラクターのファンクラブが立ち上がるっていうのは、今で言うVTuberのメンバーシップみたいなもので、コナミのやっていたことはそういう意味では25年位先を行っていたんだなぁとしみじみしてしまいますね。

36年前の今日、ドラゴンクエストの第一作であるDRAGON QUESTが発売されました。
それにちなんで今日はドラクエの日として、堀井雄二さんのコメントがYouTubeでアップされていたり、スマホアプリのドラゴンクエストけしケシの新しいCMが放送されていたりとお祭りムードな一日となっています。
私が毎日遊んでいるドラクエウォークでもふくびき券を配っていたので、あとで運試しをしておきたいところです。
そんなドラクエの日に紹介するCDは、アニメ版ドラゴンクエスト（アベル伝説）の2期のオープニングテーマとエンディングテーマが収録されたCDです。
1989年～1990年に放送されていた1期が途中で打ち切りになり、3ヶ月のブランクを経て1991年に2期として放送されました。
歌っているのはオープニングテーマである「未来を目指して」がアベル役の古谷徹さん、エンディングテーマ「虹のBLAND-NEW DAY」がティアラ役の勝生真沙子さんです。
「未来を目指して」は、青空に風が吹き抜けるような非常に爽やかなアレンジのポップスの楽曲で、サビの男声コーラスがまたそれを引き立てて、曲の最後はコーラスのソロパートで〆るという斬新なスタイルになっています。
「虹のBLAND-NEW DAY」も軽快なメロディにコーラスを随所に入れたこちらも爽快なナンバーで、冒険に出る姿を見守る様子を綴った歌詞と相まって、2曲で1つのセットになっている、そんな一枚になっているように思います。

APDA-38　1991/02/05発売
発売元・販売元：アポロン
1.未来を目指して
作詞：天野滋、作曲：松本俊明、編曲：見岳章
歌：古谷徹
2.虹のBLAND-NEW DAY
作詞：天野滋、作曲：松本俊明、編曲：見岳章
歌：勝生真沙子

25年前の今日、5月23日はPCゲーム「To Heart」が発売されました。
Leaf Visual Novelシリーズの三作目としてリリースされて四半世紀。時間が経つのは早いものです。
実は5年前の発売20周年の時にもこのブログでTo Heart関連のCDの紹介をしていました。
APDM-5066 TVアニメ「To Heart」Access／SPY https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2017-05-23
こちらはテレビアニメ版のエンディングテーマだった楽曲です。こちらもいい曲ですね。
そして今回紹介するのは、オリジナルのゲームから2年経った1999年に放送されたテレビアニメ版と、同じく1999年にプレステでリリースされた全年齢版のオープニングテーマ「Feeling Heart」が収録されたCDです。
歌っているのは中司雅美さんです。
セガサターンゲーム「シルエットミラージュ」のエンディングテーマ「泣けるうちは元気」でアニソン関連の楽曲を歌い始め、この他に「おジャ魔女どれみドッカ～ン！」のエンディングテーマ「わたしのつばさ」などをリリースしています。
そしてこのFeeling Heartは本人名義としては初めてのシングルとなります。
爽やかなメロディと聞き疲れしないボーカルで、元々R-18の作品とは思えない（オリジナルもR-18要素は薄いものではありますが）、学園アニメの主題歌というのにふさわしい曲になっていると思います。
カップリングはプレステ版のエンディングテーマ「それぞれの未来へ」が収録されています。
こちらは学園生活を振り返るという卒業ソングで、今となってはこんなことやりたかったなぁということを全部載せしたような歌詞は聞いているとちょっとセンチメンタリズムを刺激されるような気がしてきます。
やり直したいとまでは思わないけど、もう少しやりようがあったのかなと過ぎてしまってから思うところです。

KIDA-5502　1999/04/02
発売元：F.I.X RECORDS、販売元：キングレコード
1.Feeling Heart
作詞：須谷尚子、作曲：下川直哉、編曲：下川直哉、松岡純也
2.それぞれの未来へ
作詞：須谷尚子、作曲：中上和英、編曲：松岡純也
3.Feeling Heart（オリジナルカラオケ）
4.それぞれの未来へ（オリジナルカラオケ）

あかりちゃんのイラストが描かれているイラストのジャケットは、別添の紙ジャケットです。

今日は仕事が休みだったので、鹿島灘～犬吠埼とドライブをしてきました。
砂浜でシーグラスや石を拾ったり、海岸植物を眺めたりとのんびりとしつつ、道中のリサイクルショップめぐりもしてきましたが、こちらは特段の収穫もなかったのがちょっと残念なところ。

ハマヒルガオ

ハマダイコン

ハマボッス

人里とも山とも違う独特の植物が見られるのも海岸歩きの楽しみですが、その中でもとりわけ珍しいものがこのタンポポです。

千葉県にて新種記載されたというボウシュウタンポポです。
犬吠埼の手前にある砂浜に生えていました。恐らくカントウタンポポの海岸の環境に適応したタイプで、葉の厚さが他のタンポポに比べて厚く、葉脈周辺にシワが寄っているのが特徴になっています。
タネ（綿毛）をつけていたので一房分拝借し、家でまいて育ててみたいと思います。
砂ではなく土で育てたら形質が元に戻ったりしたりして…。

作詞家の及川眠子さんが、Twitterで残酷な天使のテーゼの誕生秘話について、当初は別の人に作詞を依頼しようとしていたところで声がかかったこと、当時は別のレコード会社に所属していた高橋洋子さんにたまたまオファーできたこと、そして作曲者の大森俊之さんの宇宙から降りてきたというコーラスによって曲が完成したという内容のツイートをしていて、当時の様々な偶然の積み重ね（本人曰く”縁”）によって作られたというのを知ることができて刺激を受けました。
詳しくはArtsitspoken（アーティストスポークン）という音声配信アプリ内のコンテンツで語られているそうなので、後で改めて聞いてみたいと思うところです。

さて、そんな今日紹介するCDは、高橋洋子さんが当初所属していたキティレコードからリリースされていた「サイレントメビウス」のイメージソングCDです。
時期的には2作作られた劇場版の間のリリースとなります。
1991年にP.S I miss youでソロデビューしましたが、今回のCDは2枚目のシングルです。
ちなみに本人名義でのデビュー前にYAWMIN名義にて、らんま1/2のEDの「フレンズ」も歌っていました（同じくキティレコード、KTDR-2011）。
収録されているのは「静寂（SI・JI・MA）」の一曲ですが、妖艶なアレンジにねっとりとした歌い方がハマる大人のラブソングといった雰囲気の楽曲になっています。
KTDR-2032　1992/02/26発売
発売元：キティレコード、販売元：ポリドールK.K
1.静寂（SI・JI・MA）
作詞：小笠原ちあき、作曲・編曲：安西史孝
2..静寂（SI・JI・MA）（オリジナルカラオケ）

今日（5月15日）は沖縄が本土に復帰した日ですが、今年は復帰50周年ということで、ネット記事やニュース、テレビでは多くの特集が組まれています。本土の戦後から27年経ってからアメリカから返還をされたことで、ようやく沖縄も同じ戦後を迎えることができたとも言えるわけですが、そのブランクが本土と沖縄における、基地問題の認識の大きなギャップとなって表れているような印象を受けました。
たしかには本土では終戦後米軍基地が返還されていく一方で、沖縄の在日米軍基地は多くが温存され、また県内での移設が行われていることで、現在では基地の7割が沖縄にある状況では、基地における考え方に違いが現れることはある意味でやむを得ないところがあるのかもしれません。
しかし、現状こそが正しくて変えようがないというものでもないと思うので、この問題に真摯に向き合って、いかに負担を減らしつつ安全を維持していくというのを両立させていかないといけないのかなと思うところです。

ということで、今日は沖縄出身の歌手の楽曲CDの紹介です。
沖縄アクターズスクールの生徒7人によるユニットだったFolderのデビューシングルです。
ポンキッキーズのKidsメロディとしても起用され、また本編でもメンバーが登場することもありました。
キレのあるダンスとボーカルの三浦大知のハイトーンボイスによる、ハイクオリティなパフォーマンスが非常に印象的な楽曲です。
アニソンとしてはこれ以外にも「小さな巨人ミクロマン」のテーマソングだった「I WANT YOU BACK（元々ジャクソン5の楽曲）」も担当していますね。

AVDT-20001　1997/08/01発売
発売元：avex tune 販売元：エイベックス・ディー・ディー
1.パラシューター
作詞：小林和子、作曲・編曲：小森由実
2.ごめんね朝寝坊
作詞：小林和子、作曲・編曲：小森由実

3.パラシューター（オリジナルカラオケ）
4.ごめんね朝寝坊（オリジナルカラオケ）

今日は仕事が休みだったので、ふらっと近場をドライブしつつリサイクルショップに立ち寄ったりしていたのですが、そのお店の店頭のワゴンにCDが乱雑に置かれていて、その中に紙箱に入った8cmCDを大量に見つけました。

センチメンタルグラフィティのキャラクターのボイスやミニドラマが収録されたCDのようです。
バンプレストのアミューズメント機の景品として1997年10月頃からリリースされはじめたもののようです。
CDの品番はBPAM-001～013となっていました。正規のCDリリースになっていたら品番はおそらくAPDM-となっていたのでしょうね（バンダイミュージック（アポロン）からのリリース）。
ちなみにゲームソフトはセガサターンにて1998年1月に発売されました（当初は1997年夏の発売予定だったものが延期）。
また、TBSラジオでは1997年に「センチメンタルナイト」というアニラジが放送され、出演声優によるSG（センチメンタルグラフィティの頭文字）ガールズというユニットや、電撃G'sマガジンによる連載もあったりと、メディアをクロスした、力の入ったプロモーションが行われていました。
私もラジオを聞いていましたねそういえば……。
さて、そんな熱狂の中でリリースされたプライズの景品ではありますが、稼働が古すぎたのかバンプレストのHPに情報がありませんでしたが、個人サイトで詳細が書かれているところがあったのでリンクを掲載。
http://www2.biglobe.ne.jp/~tell/keihin/sg/dcd/dcd.html

このCDは全13枚とのことですが、このお店で売っていたのは11枚。
残りの2枚はこのお店で元々売られていなかったのか、既に買われてしまっていたのかは分かりませんが、あと少しで全部揃うのにというモヤモヤ感が残ったりします。
残りは地道に探してみますかね。

値段は1枚だと100円、5枚まとめて300円、10枚まとめて500円という価格設定だったので、購入金額は税込みで660円でした。

今日紹介するCDは、2001年～2002年に放送されていた「Cosmic Baton Girl コメットさん☆（以下コメットさん）」のエンディングテーマが収録されているCDです。

コメットさんは、1967年、1978年にドラマとして制作された作品を元に作られたシリーズ初のアニメで、作中では主人公のコメットさんを演じていた女優の九重佑三子さん（初代コメットさん）、大場久美子さん（二代目コメットさん）も登場しており、また、オープニングでの「コメットさ～ん／ハーイ」の掛け合いもアニメになっても踏襲されており、繋がりを意識した作風になっています。

そんなアニメ版コメットさんのエンディングテーマを歌っているのは千葉紗子さんです。
声優だけではなく、歌手としても様々な作品のテーマソングなどを歌っている方ですが、この作品では特にキャラクターを演じているわけではありません。
珍しいパターンではありますが、当初は何かしらのキャラクターを演じる予定があったもののオーディションやオーダーの都合といった大人の事情があったのかもしれませんね。

千葉紗子さんの楽曲はユニットやキャラソンを除けば静かな楽曲が多いイメージですが、この曲ではキャッチーなメロディのポップナンバーとなっていて、この楽曲のCMで流れていたMVでは、活発に動く千葉さんを見ることができました。
聞いていると前向きな気持ちになれる曲です。

NEDA-10018　2001/04/25発売
発売元：NECインターチャネル、販売元：キングレコード

1.トゥインクル☆スター
作詞：うらん、作曲・編曲：大久保薫
2.ミラクルパワー
作詞：松木悠、作曲：白川明、編曲：渡部チェル
3.トゥインクル☆スター（オリジナルカラオケ）
4.ミラクルパワー（オリジナルカラオケ）

コメットさんの第2弾オープニングテーマの「ミラクルパワー」は、この曲のカバーバージョンとなります。

初回限定特典として、塗り絵と、アニメのオープニングの振り付けイラストが添付されていました。

今日紹介するCDは、1996年4月に劇場公開された「魔法陣グルグル」のオープニングテーマと、キタキタおやじのセリフをサンプリングして作られたキャラソンが収録されたCDです。
この映画は1994～1995年にかけて放送されたテレビ版のその後を描いた新作アニメで、「少年ガンガン・劇場アニメフェスティバル'96」と題して3本立てで上映されました（あとの2つはハーメルンのバイオリン弾き、ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章）。
そしてそのオープニングテーマは、この作品の原作者である衛藤ヒロユキさんが作詞、作曲、編曲を手掛けるという非常に珍しい形態になっています。アニメの主題歌を原作者が作っているので他に思いつくのは「とっとこハム太郎」のオープニングテーマの「ハム太郎 とっとこうた」がありますが、それでも作詞と作曲を担当しているだけなので、アレンジまでやっているというのはこれが唯一といってもいいかもしれません。
サンプリングを多用した打ち込み系のサウンドがクセになります。
また、シンセサイザー演奏には松武秀樹さんが参加しており、力の入れようが垣間見える作品になってます。
そして、2曲目の「DE・SU・ZO」は1994年にリリースされ大ブームとなった、「DA・YO・NE」のメロディを使い、アニメ本編のキタキタおやじのセリフをサンプリングし歌詞としてつなげた曲になっています。
歌っているわけではないのでキャラソンと言っていいのか分からないところですが、聞いたら作品を知らなくても笑ってしまう楽曲になっています。
色々な意味で遊びに遊んでいる一枚ですね。

SRDL-4173　1996/04/01発売
発売元・販売元：ソニー・ミュージックエンタテインメント

1.金のトビラ
作詞・作曲・編曲：衛藤ヒロユキ、歌：サトミキハラ with ラジオハート
2.DE・SU・ZO
作詞・作曲：Jimina Hendrix、声：キタキタおやじ
3.金のトビラ（オリジナルカラオケ）

今日紹介するCDは、2000～2001年に放送された「真・女神転生デビチル」の最初のオープニングテーマが収録されたCDです。
このアニメは、1992年から現在に至るまでシリーズがリリースされているゲーム「真・女神転生」の派生作品である、「真・女神転生デビチル 赤の書＆黒の書」を原作をしたアニメで、デビチルはデビルチルドレンの略であり少年少女を主人公にしている作品になっています。
朝の速い時間帯の放送でしたが、キャラクターの掛け合いのテンポの良いストーリーでしたね。

その最初の主題歌を歌っていたのが、伊藤奈央 in FIXです。
1998年にFIXとして活動を開始し、2000年に伊藤奈央さんが加入しCDデビュー。
そのデビューシングルがこのアニメの主題歌として起用されました。
その後デビチル関連楽曲を数曲担当し、また、匿名でゲームミュージックも担当していたようです。
特徴的な力強いボーカルなので、聞いていればあれ？もしかして？と思うところはあるかもしれませんね。
現在はNAOとして、ライブ配信アプリBIGO LIVEにて、palopalo70のアカウントで毎日トークやライブ配信をする活動をしているそうです。

FSDA-00017　2000/10/18
発売元：ファーストスマイルエンタテインメント
販売元：ポニーキャニオン

1.Go-Round
作詞：浜口祐夢、作曲・編曲：Face 2 fAKE
2.アオイトリノヨウニ
作詞：romΛntic high 作曲・編曲：Face 2 fAKE
3.Go-Round（オリジナルカラオケ）
4.アオイトリノヨウニ（オリジナルカラオケ）