8cmアニソンCDを懐古する。

今日紹介するCDもときめきメモリアル関連のCDです。
虹野沙希のソロデビューシングル「出会えて良かった」が収録されたCDです。
ねとらぼ調査隊が2021年に行った、初代ときめきメモリアルヒロインの人気投票では映えある1位を獲得したのが虹野沙希でした。

作中では、きらめき高校の運動部のアイドルと称され、野球部もしくはサッカー部（主人公が所属する運動部）のマネージャーとして登場し、スポ根根性溢れるキャラクターとして主人公に接しつつ、関係を深めると手作り弁当を振る舞ってくれるなど、主人公に尽くすタイプでもあり、プレイしていたユーザーともども首ったけになるのも納得といった感じですね。
その甲斐あってか、ときめきメモリアルの各キャラクターをフィーチャーした作品であるドラマシリーズの第一弾に選ばれたのが虹野沙希であり、今日紹介するCDはその作品のテーマソングでした。

声は菅原祥子さんが演じました。

KIDA-7629　1997/07/24発売
発売元：コナミ、販売元：キングレコード
レーベル：コナミレーベル

1.出会えて良かった
作詞：秋山奈津、作曲：小西真理、編曲：岩本正樹
2.DOKIDOKI
作詞：さゆ鈴、作曲：小西真理、編曲：岩本正樹
3.出会えて良かった（オリジナル・カラオケ）
4.DOKIDOKI（オリジナル・カラオケ）

このCDに収録されている楽曲の作曲者の小西真理さんは、このCDをはじめとしてときめきメモリアルやみつめてナイトといったコナミ関連のゲームの楽曲の作曲の他、90年代後半には多数のアニメのキャラクターソングの制作を手掛けました。
現在は東放学園高等専修学校の講師としても活躍しています。

ときめきメモリアル 30th ANNIVERSARY LIVE エモーショナル presented by TOKYO MX｜TOKYO MX

今日と明日、立川ステージガーデンで、ときめきメモリアル30周年ライブが行われています。
ウチがTwitterでフォローしている人も何人かライブに行っていたり、TLではそれぞれの思いを抱えた方のツイートが流れてきていたりと、30年経ってもなお衰えることのない情熱を垣間見て、せめて会場に足を運んで空気感を感じたかったなとも思うところです。

そして早速公式アカウントが、今日のライブのセットリストを公開していました。

シングルのA面を寄せ集めたような王道の曲目で、相当会場も盛り上がったことが想像に難くないところですが、どうやら明日はガラッとセットリストが変わるみたいなので、どんな風に変わっていくのか明日のセットリスト公開を楽しみに待つことにしましょう。

ということで、今日紹介するのはライブの一曲目とトリに歌われた楽曲が収録された一枚です。

歌っているのはメインヒロインである藤崎詩織役の金月真美さんです。

最初に発売されたPCエンジン版では、「ときめき」がオープニングテーマのタイトルで、1コーラスしかない楽曲でしたが、後に2番以降の歌詞が加筆され（その部分の作詞は恐らく、2番もつくらなくちゃネ！実行委員会の方）、タイトルも、”もっと！モット！”が付け加えられできたのが、このシングルの1曲目の「もっと！モット！ときめき」です。
クレジットの名義にも、タイトルの付け方にもコナミの遊び心があっていいですね。
この2番もつくらなくちゃネ！実行委員会の面々は今何をしていて、そして今日明日のライブにも参加しているのか気になりますね。元気にしていればいいのだけど……。

KIDA-7605　1995/11/22発売
発売元：コナミ、販売元：キングレコード
レーベル：コナミレーベル

1.もっと！モット！ときめき
作詞：SANOPPI&2番も作らなくちゃネ！実行委員会、作曲・編曲：めたるゆーき
2.二人の時～forever~
作詞：ときめき作詞実行委員会、作曲：めたるゆーき、編曲：たっぴー
3.もっと！モット！ときめき（オリジナル・カラオケ）
4.二人の時～forever～（オリジナル・カラオケ）

今日は江戸時代の俳人、松尾芭蕉が、おくのほそ道の旅に出発した日(1689年5月16日(旧暦元禄2年3月27日))にちなんで旅の日なのだそうです。

行く春や 鳥啼き魚の目は泪

今の深川辺りから始まった旅は、日光街道を下り日光、松島、平泉、山形から日本海側へ行き北陸を経由し、敦賀から内陸に入り大垣から伊勢に至り、最終的に江戸までを2年かけて歩いたものです。
その旅路は困難もあっただろうけど、行く先々初めて訪れた地の景色や空気を俳句で切り取っていく旅はとても風情があり、のんびりとそんな旅をしてみたいとも思うものです。

さて、そんな今日は仕事が休みで、近所のリサイクルショップを覗きに行ってきたのですが、そこでたまたま目にした一枚のCD。
多分ずっと置いてある（そんなにCDは売れる商材でもないのかいつまでも売れ残ってるなんてザラ）のだけど、今日は妙に気になってしまったCDのタイトルがジャミロクワイの「Travelling Without Moving」。

日曜日の夜にやっていて、ときどき聴いている野村訓市のラジオ番組と同じタイトルというか、恐らく元ネタがこれなのだろう。
直訳すれば動かない旅。
ラジオ番組では、旅は自分の人生の積み重ねの中で様々な記憶や思いを巡らせることであり、"旅はあなたの中にある、ここにいても旅はできる"と最初にナレーションをしていますが、このCDの邦題のサブタイトルは「ジャミロクワイと旅に出よう」と真逆のというか、昭和の洋楽の邦題みたいな野暮ったさが少し笑える。
ジャミロクワイの曲で知ってるものといったらVirtual Insanityくらい（ジャミロクワイの曲自体は恐らく他に聴いているのだろうけど、曲と歌手が結びついていない）だけど、このCDの最初のトラックがまさにこの曲で、このアルバムはジャミロクワイを代表する一枚とも言えるのだろうと思い帰宅してから調べてみたら、全世界で800万枚、日本では140万枚売れ、世界一売れたファンクアルバムとしてギネスにも登録されている一枚らしい。
洋楽のアルバムで100万枚売れた時代、90年代のCD黄金時代を改めて実感しますね。

結局今日は買わなかったけど、次見かけた時は何かの縁ということで買ってみようかなとは思います。
このアルバムに収録されている楽曲は恐らく、今となってはサブスクでいくらでも聞けるのだろうけど、やっぱりCDで通して聴いて当時の時代感を追体験するのも悪くはないでしょう。

キンスパの2日間のライブが終わり、Spotifyのプレイリストに2日目のセットリストが追加されていました。
初日に比べると新し目の選曲が多かったですが、キングレコードの総力を結集したと言っても過言でないほどのラインナップで、やっぱり行っておけばよかったなぁと少し後悔しています。

アニマックスの方で放送はされるようですが加入していないので、円盤化したら買って後追いで楽しもうかなと思うところです。

今日紹介するのは初日に登場した椎名へきるさんが当日歌っていた「エデンズボウイ」の第2弾オープニングテーマの「-赤い華-」です。
ライブで歌われたのは恐らくキングレコードからリリースされたセルフカバーアルバム「HARMONY STAR」のバージョンの方で、今日紹介するシングルとはアレンジが異なりますが、このシングルでは作曲と編曲は前作の「Everlasting Train」と同じくPIPELINE PROJECTが手掛けました。
14枚目のシングルとなります。当時放送されていたアニソンのランキング番組「ドリカン」では4週連続1位を獲得し、年間ランキングでは5位にランクインするほどの人気となりました。
Everlasting Trainより切迫感のあるアレンジで、サビの叩きつけるような力強いボーカルが印象的な楽曲です。
個人的にはEverlasting Trainよりこちらの方が好みですね。
さて、このCDの作曲、編曲とプロデュースを手掛けているPIPELINE PROJECTはTUBEの前田亘輝、春畑道哉を中心にした、音楽制作やプロデュースを行う際のプロジェクトのネーミングで、アニソンではこの楽曲の他「SAMURAI DEEPER KYO」のテーマソングだった「青のレクイエム(坪倉唯子)」や、POWER STONEのテーマソング「かわいいんじゃない(MISSION)」の作曲も担当しています。
当時椎名さんが所属していたのがソニーレコードだったので、同じレコード会社つながりでタッグを組んだということなのでしょうか。

SRDL-4646 1999/08/04発売
発売元・販売元：ソニー・ミュージックエンタテインメント
レーベル：ソニーレコード

1.-赤い華-You're gonna change to the flower
作詞：椎名へきる、作曲・編曲：PIPELINE PROJECT
2.いつまでも…
作詞：小竹正人、作曲・編曲：PIPELINE PROJECT
3.-赤い華-You're gonna change to the flower(オリジナル・カラオケ)
4.いつまでも…(オリジナル・カラオケ)

今日(11日)がキンスパ(KING SUPER LIVE)の初日だというのをTwitterのTLで知る。

昨年末のライブ開催決定の告知直後にあった最速先行チケットの申し込みを忘れ、それでもういいやとなってしまいライブの存在すら忘れ、今日は普通に仕事。

仕事終わりにTLを見てあーそういえば！と思い出し、やまとなでしこ(堀江由衣・田村ゆかり)が再結成(堀江さん曰く解散していたわけではないので再結成ではなくて、オファーがなかっただけ)していたりと、思っていた以上に熱いライブになっていたようで、今になってやっぱりチケットを諦めないで取ればよかったと後悔しきり。

そしてキングアミューズメントクリエイティブ公式アカウントが、今日のセットリストをSpotifyにて公開。

やまとなでしこの楽曲については配信されていないので入っていないけど、このラインナップは生で聞きたかったわ(Preserved Rose以降の楽曲は出演者によるコラボというのもすごい)。

プレイリストを早速聴いてライブを追体験していたら、行きそびれて下がっていたテンションも少しずつ上向いて、こうやってブログを書いてライブがあったことを自分の記憶にとどめておこうと思うまでになったので、今日はこれで十分でしょう。

っていうか、椎名へきるさんいつの間にかキングレコードに移ってたのね。
そういえばトライゼノンのキャラソンアルバムスタチャからリリースしてたから全く縁が無かったわけでもないけど。

次のキンスパは行きたいね。初回と2回目に行ったきりだし。

昨日の話ではありますが、仕事中のカーラジオで今日は声の日だという話題があり、随分と色々な日があるもんだと感心しつつ、そういえば声といえば声優だなぁ、声優が多く歌っている歌ないかなぁと思って選んだのが今日紹介するCDです。

テレビアニメ「らんま1/2 熱闘編」のエンディングテーマだった「乱馬ダ☆RANMA」です。
歌っているのは作中の登場人物によるユニット、乱馬的歌劇団御一行様です。

メンバーは総勢16人の大所帯。
曲はキャラクターの自己紹介ソングとなっていて、キャッチーなメロディといいとても耳馴染みよく、すっとキャラクターの名前と特徴が入ってくる面白い一曲です。
カップリングはオープニングテーマ「リトル★デイト」を、らんま、あかね、シャンプー(それぞれ林原めぐみ、日高のり子、佐久間レイ)がカバーしているバージョンが収録されています(オリジナルはribbon)。
キャラソンとしても主題歌としても充実している聴き応えのある一枚ですね。
そして、らんま1/2はキャラソンアルバムやシングルも多数リリースされていて、この他に同時に4枚のシングルとアルバム「らんま1/2熱闘歌合戦」がリリースされ、それを全部集めて応募するとグッズが貰えるキャンペーンも行われていました。こちらも一枚一枚今後見つけていきたいところです。

PCDG-00005　1990/04/21発売
発売元・販売元：ポニーキャニオン
1.乱馬ダ☆RANMA
作詞：乱馬的歌劇団文芸部(須賀正人)、作曲・編曲：川井憲次
歌：乱馬的歌劇団御一行様
2.リトル★デイト
作詞：三浦徳子、作曲：後藤次利、編曲：川井憲次
歌：林原めぐみ、日高のり子、佐久間レイ

ゴールデンウィークも終わりにさしかかってきました。
ウチは土日祝日関係ないシフト制の勤務なのでまとまった休みはなかったのですが、この期間の休みの日には東京に出かけてCDを買いに行ったり、夜行バスで宮城まで行き、頼んでいた展覧会の図録を受け取りつつドラクエウォークのご当地メガモンを倒しに行ったりとそれなりに充実していたような休み期間となりました。
今日紹介するのはそんな東京に出かけた時に買ったCDです。
中野のブロードウェイにあるまんだらけUFOが、アニメの8cmCD大放出という内容のツイートをしていたので連休初日の27日に行ってみました。
未所持のスタチャのCD4枚(もっと買いたかったけど、手持ちのお金を超えて際限なく買いたくなってしまうのでセーブ)を購入。
その中の一枚です。

NHKのBS2(現BSP4K)の衛星アニメ劇場で放送されていた「超くせになりそう」の挿入歌が収録されたCDです。
ちなみに主題歌CDは以前このブログで紹介しました。
KIDA-82 NHK衛星第2TVアニメーション「超くせになりそう♡」オープニングテーマ
 https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2022-02-16

歌っているのは白鳥なぎさwith西村ちなみですが、二人というわけではなく、この作品の主人公である白鳥なぎさを演じている西村ちなみが歌っています。
今の表記だと白鳥なぎさ starrring 西村ちなみといったところでしょうか。

ちなみにこの作品がデビュー作で初主人公という大抜擢でしたが、歌声を聞くととてもそうとは思えないような堂々とした歌いっぷりで、アイドルという役に完全になりきっているように思います。
さて、このCDには2曲の挿入歌が収録されていますが、2曲目の「好きになったら最強！」は後に「ウルトラユーロビートシリーズ 美少女MAX」というオムニバスアルバムにおいてくまのきよみ歌唱でカバーされています。
このシリーズは2000年代初頭に数多くリリースされ、アニソンもユーロビートでリミックスされブームになりましたね。

KIDA-91　1994/10/21発売
発売元・販売元：キングレコード
レーベル：スターチャイルド
1.超くせになりそう♡
作詩：えんどうてつや、作曲：坂本洋、編曲：森俊之
2.好きになったら最強！
作詩：えんどうてつや、作曲：坂本洋、編曲：森俊之
3.超くせになりそう♡(オリジナル・カラオケ)
4.好きになったら最強！(オリジナル・カラオケ)

今日はみどりの日です。
国民の休日という取ってつけたような日でしたが、法改正により2007年からみどりの日が、4月29日から5月4日に移り、代わりに4月29日が昭和の日となりました。
もう17年も経つのにまだ慣れないものです。
とはいえ新緑が萌える頃合い、みどりの日というのに今日ほど相応しいものもないなとも思います。
ということで、今日はそんな緑な一曲を。

テレビアニメ「機動警察パトレイバー」の2番目のオープニングテーマ「コンディション・グリーン～緊急発進～」が収録されたシングルです。
このCDはこの曲の他、エンディングテーマの「パラダイスの確率」も収録されています。
歌っているのはOPが笠原弘子、EDが長門勝彦、水谷敦(現・あつし)によるユニットのJA-JAです。JA-JAはこの曲が最後のシングルとなります。
コンディショングリーン～緊急発進～は疾走感のあるロックサウンドと笠原さんのボーカルの爽快な楽曲で、90年代の正統派サウンドという感じの楽曲になっています。
そして「パラダイスの確率」は二人のハモリもまた爽やかなミディアムロックバラードになっていて、こちらもこちらで90年代前半のサウンドですね。

VPDG-20379　1990/08/21発売
発売元・販売元：バップ

1.コンディショングリーン～緊急発進～
作詞：田口俊、作曲：TSUKASA、編曲：根岸貴幸
歌：笠原弘子
2.パラダイスの確率
作詞：麻生圭子、作曲：割田康彦、編曲：船山基紀
歌：JA-JA