8cmアニソンCDを懐古する。

JAMProjectfeaturing水木一郎&影山ヒロノブ「STORM」
https://music.oricon.co.jp/php/music/MusicTop.php?music=1177853&ref_cd=MS0080

今色んな意味でネットを賑わせている「推しの子」の主題歌である「アイドル」のミックス動画でSTORMの楽曲が使われており、それがきっかけで原曲の売上に波及したことで、オリコンのDLランキングで1位となったそうです。
たしかに「アイドル」のサビと「STORM」のサビがシームレスに繋がっていて、女性ボーカルからJAM Projectの熱い歌声というギャップも相まってとても面白い動画になっていたのでこれが売上に繋がっていくというのは面白いものだなぁと思いましたね。

このSTORMはOVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」の主題歌として起用されている曲で、Lantisから8cmCDでリリースされました。
もう23年前の楽曲です。
LADA-1006 STORM／JAM Project featuring 水木一郎＆影山ヒロノブ 
https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2019-10-12

過去に記事にしたのでこちらも見てもらえると嬉しいです。

今日紹介するCDは「魔法騎士レイアース」の最後のオープニングテーマだったた「光と影を抱きしめたまま」です。
アニメも佳境に入ったころに起用されたこの曲は「ゆずれない願い」に続いて田村直美さんが歌っています。
「ゆずれない願い」と比べると落ち着いたテンポの楽曲ですが、それが却って終盤の重い展開に沿っていて力強さを感じさせる楽曲になっていると思います。
9枚目のシングルで、レイアース関連ではこの後にOVA「レイアース」の主題歌「All You Need Is Love」も担当していますね。

PODH-1277　1995/10/25発売
発売元・販売元：ポリドール
レーベル：Primitive

1.光と影を抱きしめたまま
作詞：田村直美、作曲：田村直美、石川寛門、編曲：鷹羽 仁、井上龍仁
2.HUMAN LIFE
作詞：田村直美、作曲：田村直美、石川寛門、編曲：鷹羽 仁、井上龍仁
3.光と影を抱きしめたまま（オリジナル・カラオケ）

今日紹介するCDは、水谷優子さんがリリースしたミニアルバム「そよ風色のLove Call」です。
このCDは、ユーメックス（東芝EMI)がリリースしていた、新人声優をフィーチャーしたミニアルバム「FUTURELAND SPARKLING ARTIST SERIES」の第6弾に当たります。
以前は林原めぐみさんのミニアルバム「PULSE」を紹介しましたが、そのシリーズの一枚です。
TYDY-5127　PULSE／林原めぐみ  https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2021-01-31

喋る声や演技ではメロウで甘いイメージですが、歌声はそれを抑え曲調に合わせて自在に歌い分けていて、4曲収録されていますがとても聴きごたえのある一枚です。
作詞は風堂美起（高橋美枝）、プロデュースと作曲（1曲目、3曲目）を武部聡志が担当しており、楽曲制作陣も当時の第一線の方が行っており、このシリーズの力の入れようをうかがい知ることができますね。

そして、今日は水谷優子さんの祥月命日で、今年で没後7年になります。過ぎてしまうと早いものですね…。

TYDY-5130　1990/04/25発売

発売元：東芝EMI（ユーメックス）、販売元：東芝EMI
レーベル：FUTURELAND
1.風は呼んでいる
作詞：風堂美起、作曲・編曲：武部聡志
2.期待外れの恋人だけど
作詞：風堂美起、作曲：山口美央子、編曲：本間昭光
3.いつか逢う時
作詞：風堂美起、作曲：武部聡志、編曲：本間昭光
4.時に人は…
作詞：風堂美起、作曲：渡辺格、編曲：本間昭光

歌詞カードが別添になっていて、表面は様々なショットの写真がプリントされています。

1993年5月15日に日本でのサッカーのプロリーグとしてJリーグが発足し、今年で30周年となります。
もう30年も前のことなのかと同時に、Jリーグ百年構想からするとまだ道半ばなんだなともふと思うところ。
それに関連して、12～14日に開催されるJリーグの試合の内、今日国立競技場で開催された、鹿島アントラーズ、名古屋グランパス戦を30周年記念マッチとして開催しました。
この対戦は鹿島アントラーズのホームスタジアムでの開幕戦（1993/05/16）と同じで、そういうこともあって記念マッチとして選ばれた理由の一つなのかもしれないですね。
今日はたまたま鹿嶋の方にドライブに行っていたのと、つい先日買ったCDの中に鹿島アントラーズのイメージソングがあったのでそれを紹介したいと思います。

スティールパンの音が随所に利いたゴキゲンなラテンナンバーで、聞いていると自然と身体が動いてしまうような楽曲です。
歌っているのはNAHKI（ナーキ）です。1985年からニューヨーク、ジャマイカにて活動の拠点を移し、日本人レゲエシンガーとして活躍後、1992年にソニーレコードと契約しこの楽曲がリリースされました。
鹿島アントラーズといえば発足当初はジーコやアルシンド、サントスといったブラジル出身の選手が活躍していたこともあってか、この楽曲の雰囲気にもあっているのかなと思いますね。

SRDL-3528 1992/09/01発売
発売元・販売元：ソニー・ミュージックエンタテインメント
レーベル：ソニーレコード

1.ANTLERS
作詞・作曲：NAOKI YAMAGUCHI＆TREVOR LYN
編曲：SHELDON BERNARD＆NAHKI
2.ANTLERS～Instrumental Version～

噂のお店訪問記（Disk-aunt（茨城県つくば市）） https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2021-06-05-1

2年前に、つくば駅前の商業ビル、トナリエ モグに開店した中古CD、DVDショップのDisc-aunt。
このお店の存在を知ってからおよそ月1回程度のペースで訪店してきましたが、今月の半ばに閉店するというのを知り、木曜日の仕事上がりに行ってきました。

今年の年始めに8cmCDの扱いを大幅に縮小してしまったものの、それでもまだいくつかのワゴンを埋める8cmCDの数々。
これももう見納めかと思うと寂しくなりますね。ここから何枚のCDを救い出し、このブログで紹介したかなぁと思いが巡ってきます。
今となってはこれだけの扱いがあるお店もそうそうないので、このお店がなくなったあとの空白をどこで埋めればいいのかというお気分です。ともあれ、2年間本当にありがとうございました。
明日は仕事が休みなのでももう一度足を運んでみようかな。

今日は5月5日ということで、少し安直ではありますが、品番が55のCDの紹介です。
林原めぐみのTokyo Boogie Night内のラジオドラマ枠「熱血電波倶楽部」で放送された「影技 SHADOW SKILL」の主題歌です。
この作品は岡田芽武原作で1992～2014年にかけて、複数の雑誌にて足掛け22年連載されたコミックで、このラジオドラマもその原作をベースにした作品になっています。
ラジオドラマは1993年に放送されたので、連載の初期の方にあたります。
この主題歌を歌っているのはSAYUMIです。
歌手というよりは主に作詞活動を行っていて、初期I'veの楽曲である、ガラスの月、砂の風やTo lose in amber（歌：島宮えい子）、Belvedia、Days of Promise（歌：SHIHO）、OVER（歌：AKI）などの作詞を手掛けています。
どれも懐かしいしいい曲ですね。

収録されているのはオープニングテーマのLOOKIN' FOR LOVE、エンディングテーマのLET'S DO IT ONCE AGAINです。
LOOKIN' FOR LOVEはハードロックテイストのアレンジに力強いボーカルと相まって、ガールズバンドの曲かと思うような楽曲になっています。
エンディングのLET'S DO IT ONCE AGAINはミディアムロックのバラードナンバーになっています。

KIDA-55　1993/5/21発売
発売元・販売元：キングレコード
レーベル：スターチャイルド

1.LOOKIN' FOR LOVE
作詞：松葉美保、作曲：五島翔、編曲：矢吹俊郎
2.LET'S DO IT ONCE AGAIN
作詞：松葉美保、作曲：原一博、編曲：大平勉
3.LOOKIN' FOR LOVE（オリジナル・カラオケ）
4.LET'S DO IT ONCE AGAIN（オリジナル・カラオケ）

3面見開きのジャケットになっていて、イラストと4コマ漫画で構成されています。
4コマ漫画の画風の90年代っぽさがまたいいですね。

今日は憲法記念日の祝日で、その後みどりの日、こどもの日、そして土日と（カレンダー通りの仕事や学校の人は）休日が続くゴールデンウィークが本格的にスタートし、高速道路や新幹線の混雑の様子がニュースになったりしていましたね。
このゴールデンウィークという言葉は意外と歴史のある言葉で、1951年（昭和26年）に大映と松竹が競って上映した映画「自由学校」がこの時期の興行収入が、盆暮れ正月の所謂書き入れ時の時期よりも良かったことに因んでいて、大映の当時の専務だった松山英夫さんが、多くの人に映画を観てほしいとこの時期をゴールデンウィーク（黄金期間）と名付けたのだそうです。
そんな今回は映画の楽曲のCDの紹介です。
私が人生で一番観た（映画館でではなくてテレビを録画したテープですが）映画である「風の谷のナウシカ」の"シンボルテーマソング"のCDです。
この映画は実家の親が金曜ロードショーで放送されていたものを録画していて、物心付いたころから毎日のように観ていたので、ほとんどのセリフを諳んじて言えるくらいには覚えるくらいでした。
個人的に好きなシーンは、ナウシカが城の地下に腐海の植物を育てているところで、あの小さな植物園みたいな部屋は今でも憧れますね。
今でもテレビで放送されるときには内容は分かっていてもつい観てしまう作品です。
劇中に流れるテーマソングは久石譲作曲のインスト曲で、今回紹介するCDの楽曲はどこにも使われていません（クレジットはされている）。
先に述べたテープでは、映画の開始前に映画評論家の水野晴郎さんが作品の解説をしているのですがそのバックには流れていました。
当時ずいぶん変わった歌声だなぁと思っていた程度ですが、この楽曲はこの映画の公開に先駆けて作られたもので、細野晴臣が作曲をしています。そのつながりで映画の劇伴もということになりかけたところで、結局劇伴は久石譲が担当することになり、半ば宙に浮いてしまった曲でもあります。

とはいえ、作中のBGMにはシンセサイザーを使ったサウンドが多かった（個人的に、ペジテのアスベルに襲撃を受けた後、ナウシカが腐海に向かうシーンで流れる曲が好き）ので、久石譲としてもかなり意識をしていたような気もしますね。

10ATC-161 1988/03/25発売
発売元：徳間ジャパン、販売元：徳間コミュニケーションズ
レーベル：アニメージュレコーズ

1.風の谷のナウシカ
作詞：松元隆、作曲：細野晴臣、編曲：萩田光雄
2.風の妖精
作詞：松元隆、作曲：細野晴臣、編曲：白井良明

今日5月1日はメーデーですね。
メーデーといえば様々な労働組合に加入している労働者らが、労働環境改善のために声を上げる日として大きな公園などに集まってシュプレヒコールを上げるシーンがテレビでも放送されていたりしますが、今日紹介するCDはそれとは別の意味のメーデーをテーマにした作品の楽曲です。
遭難信号を発信するときに最初に発するフレーズのメーデー（メーデー）です。
スペルはMaydayと、メーデーのそれと同じですが、意味としては当然ながら5月の日ではなく、フランス語の「venez m'aider（ヴネ・メデ・・・助けに来て）」が転訛してメーデー（メーデー）となったそうです。
そんなメーデーが歌詞の最初に登場する「特警ウインスペクター」の主題歌の紹介です。

この作品は1990年～1991年にテレビ朝日で放送された特撮（ニチアサ枠）のメタルヒーローシリーズの9作目にあたります。
3人のウインスペクターが街の困りごとを解決していく作品で、放送当時私も見ていたのを覚えています。
さすがに詳しい内容は忘れてしまいましたが…。

主題歌を担当しているのは宮内タカユキさんです。この作品から3作連続（特救司令ソルブレイン、特捜エクシードラフト）で主題歌を担当することになりました。
このCDではオープニングとエンディングの両方のテーマソングが収録されています。
オープニングの「特警ウインスペクター」は、この曲では力強くMAY DAY MAY DAY SOS！とイントロから歌い上げ、サビではウインスペクターーーーーと朗々と歌い上げる爽快感がたまらない一曲です。
エンディングの「今日のおれから あしたの君へ」はポップス色の強い軽快な一曲で、今日の地球はおれたち（ウィンスペクター）が守るから明日（の地球）は君が作ってくれという歌詞がとても前向きで、そんなことをウインスペクターから言われたら未来を作っていけるような気がしますね。

CC-8403　1990/02/21発売

1.特警ウインスペクター
作詩：山川啓介、作曲：鈴木キサブロー、編曲：矢野立美
2.今日のおれから あしたの君へ
作詩：山川啓介、作曲：鈴木キサブロー、編曲：矢野立美
いずれも歌：宮内タカユキ、コーラス（2曲目）：森の木児童合唱団