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最初に読んだライトノベル [独り言]

漫画家でイラストレーターでもある、いのまたむつみさんの訃報。

手掛けた作品は数知れず、最近も個展も開催されていたりと、80年代から現在まで第一線で駆け抜けた方がまたこの世を去ってしまう、またしても"平成が遠ざか"っていってしまうことに虚無感を抱かずにはいられません。
謹んでお悔やみを申し上げます。
私にとっては、刊行当初のリアルタイムではないものの、初めて読み始めたライトノベル(当時はまだそういう呼ばれ方はされてなくて、ファンタジー小説と言われていた頃)が風の大陸で、その挿絵と表紙を描いていたのがいのまたむつみさんでした。

強大な魔力を秘めた薬師であるティーエ、困窮に喘ぐ祖国を後に旅をする元王女のラクシ、元貴族であるもの身内の裏切りに遭い、お尋ね者となり祖国を去った傭兵ボイスを軸に諸国を巡り、様々な出会いや諍いに巻き込まれながら最終的に大陸の崩壊の危機を救うという内容ですが、その三者三様の個性的なキャラクターのイラストによって、読者である私達にこの作品のイメージや風景をありありと目に焼き付けてくれました。

外伝も含めて今でも全巻家の本棚に置いてあります。
トータルで30冊程度になりますが改めて読み返そうかな……

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ドラマCDの主題歌として起用された凍る砂/新居昭乃です。
シロフォンのアルペジオのイントロがとても幻想的で、そして異国情緒あふれるファンタジックなアレンジがまた作品をもり立てる一曲です。
また、カップリングのLicao do Ventoは映画版のイメージソングで、こちらもこの映画の舞台になっている砂漠の静けさと壮大さがありありと浮かんでくるようなメロディと、ポルトガル語の歌詞の歌声で、3人と共に旅をしているかのような気にさせてくれます。
こちらは映画の劇伴を担当した大島ミチルさんの作曲、編曲です。


2024-03-18 23:10  nice!(0)  コメント(0) 
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