8cmアニソンCDを懐古する。

去年の11月末に、今月末でのサービス終了と告知していたキャリーストーリーが、その予告通りに今日の14時に完全にサービス終了となりました。

一昨年の12月でイベント自体は終了し丸一年以上イベントもない状態で放置されていて、このままキャラのキャリーと育成を楽しめるのかと思っていましたが、カネを産まないものがいつまでも残り続けられる訳もなく、ついにこの日が来てしまいました。

14時すぎには、サービスが終了したとのお知らせ画面となり、同時にゲーム本編へのアクセスができなくなり本当に終わってしまったんだなぁとしみじみ。
思えばガラケー時代から10年くらい毎日ログインし、どこかへ出かけるときにも市や地域が変わるごとに位置登録をして土地力をつけたりしたものですが、それも今日で終わりかと思うと、ホッとする気持ちもありますが、それ以上に集めたキャラクターをこのゲームを介して見ることができなかったり、ゲーム内のメンバーと会うことができないというのは虚無感すら抱いてしまいますね。
気に入っていたキャラクターはスクショで保存していますが、時々見返してキャリーストーリーを思い出していこうかなと思います。
せせこましい位置登録はもうやらなくなりますが、とはいえ位置ゲー自体はコロプラのコロニーな生活とドラクエウォークをプレイしているので、まだまだスマホ片手に移動する生活スタイルは続きそうです。

定期的に巡回している複数のリサイクルショップと併せて、メルカリでも最近はCDを探しています。
ヤフオクもやってはいるのですが、スマホのアプリの通知がやたらうるさくて面倒くさくなったのと、入札をして落札していたのを放置してしまい取引をキャンセルしてしまうことが頻発したので自粛中。
ただいかんせん、メルカリでは8cmCDは過疎のカテゴリで商品はかなり少なく、暇つぶしに眺めたりするにもあっという間に終わってしまうくらいではあるのですが、それでもごくたまに未所持のアニソンが流れてきたりすることもあり、そういうときは思わずタップ。
タップ数回で購入手続きが終わり、あとは届くのを待つだけという気軽さはやっぱりクセになるし、落札まで誰かが高値更新をしないかとかヒヤヒヤしたり、入札したことすら忘れてしまうということがないというのも大きいですね。
TwitterのTLを見ると、店で買うと1万円を超えるようなレアシングルが数百円で売られていて、即座に購入したとかいうようなツイートもあったりと、そういう運と巡り合わせにありつきたいところですが、なかなかそういうわけにもいかないのが世の常でもあります。
とはいえ、そういうレア物ではないものの最近未所持のCDを一枚見つけて購入し届いたので、これもいつかのタイミングで紹介したいと思うところです。
今日は独り言。

今から102年前の1902年の今日に、北海道の旭川市で、現在までの国内最低気温の-41.0℃を記録したことに因んで今日が日本最低気温の日になっています。
ちなみに日本の気温の記録において-40℃を下回ったのはこの時だけで、最も寒そうな富士山の歴代最低気温ですら、1981年2月27日に記録した-38.0℃なので、いかにこの寒さが記録に残るものだったかというのがわかるというものです。
この時期は大寒から立春までの、一年で最も寒い寒中で、今シーズンも昨日あたりから寒波が訪れ、日本海側だけでなく岐阜県や滋賀県辺りでも大雪になっているので、この時期はどうあっても寒いということなのでしょう。
ということで今日紹介するのは、そんな北海道を舞台にしたゲーム「北へ。～White Illumination～」のテーマソングCDです。
このゲームはレッドカンパニー制作でハドソンからドリームキャストにて発売された恋愛シミュレーションゲームで、夏休みに北海道で出会った8人の女性と仲を深め冬に告白されるという内容で、北海道の振興キャンペーンとのタイアップもあり実在のお店や施設が登場してくる没入感のある作品になっています。
歌っているのはこの作品に登場する、春野琴梨、愛田めぐみ、里中梢、川原鮎を演じている、千葉紗子、大谷育江、豊口めぐみ、広橋佳衣によるユニットであるFour Seasonsです。
北海道の魅力（季節や自然、食べ物）を綴った歌詞を4人が楽しげに歌っている曲です。
曲はこの曲のみしか収録されていませんが、2トラック目からはこのメンバーによるメッセージが収録されています。
ZMDZ-155　1999/03/25発売
発売元・販売元：メディアファクトリー

1.北へ。
作詞：広井王子、作曲・編曲：池毅
2.春野琴梨の自己紹介メッセージ
3.愛田めぐみの自己紹介メッセージ
4.里中梢の自己紹介メッセージ
5.川原鮎の自己紹介メッセージ
6.北へ。（オリジナル・カラオケ）

歌詞カードはこのゲームのキャラデザを担当したNOCCHIによるキャラクターのイラストが描かれています。
繊細なタッチで描かれたキャラクターが魅力的ですね。
また楽曲の作曲・編曲の池毅はこのゲームの劇伴も担当しています。

今日紹介するCDは、1998年に放送されていた「ビーストウォーズⅡ 超生命体トランスフォーマー」も第2弾オープニングテーマが収録されたCDです。
トランスフォーマーシリーズの中のビーストウォーズの2作品目に当たります。前作ではフルCGアニメーションでしたが、今作ではセルアニメで、また日本の製作会社によって作られたオリジナルテイストの強い作品になっています。
オープニングテーマは第1弾の「GET MY FUTURE」ともどもCyber Nation Networkが担当しました。
Sister MAYOとProfessor H（平間あきひこ）の二人組のユニットで、ユニットとしての活動期間は短かったものの、TWO-MIXを彷彿とさせるような打ち込み系のデジタルサウンドがとても聞いていて気持ちいい楽曲が多いと思います。
SUPER VOYAGERもご多分に漏れずそんなノリノリのデジタルロックサウンドの楽曲になっています。
カップリングの「Thank You,Mama」は、サイバーな雰囲気から一気にアンニュイなボーカルのガールズポップなキュンとする楽曲になっています。
その曲の振り幅もまた面白い一枚ですね。

CODC-1659 1998/10/31発売
発売元・販売元：日本コロムビア

1.SUPER VOYAGER
作詞・作曲・編曲：CYBER NATION NETWORK
2.Thank You,Mama
作詞・作曲・編曲：CYBER NATION NETWORK
3.SUPER VOYAGER（オリジナル・カラオケ）
4.Thank You,Mama（オリジナル・カラオケ）

一昨日のことになりますが、TBSで放送されている「マツコの知らない世界」で、もっと濃いアニソンが聞きたい！と、コスプレイヤーのユリコタイガーさんがプレゼンしていましたが、その濃いアニソンとして当人が選んだ1位が「檄！帝国華撃団」。
そもそもゲーソンじゃないのか？というツッコミはさておき、その時に放送で流れた映像がまさかのOVA版のサクラ大戦～桜華絢爛～で、アニソンという括りにするためにそうきたか～と若干面食らいました。
とはいえTBSでは2000年にテレビアニメ版の「サクラ大戦」が放送されていたので、それでも良いのではないかとも思ったのですが、楽曲のタイトルが「ゲキテイ」で、曲のアレンジも若干異なるので別物ということなのでしょう。
さて、このOVAは1997年に発売されたもので、大神一郎が入隊する前の花組の結成するまで話と、本編のサイドストーリーで構成されていて、ゲーム本編を補完する内容となっています。
そしてオープニングテーマはゲームと同じく「檄！帝国華撃団」が起用されています。このラインでアニソンという体裁は保っているとも言えますね。

ということで、今日紹介するのはその桜華絢爛のエンディングテーマと挿入歌が収録されたCDです。
エンディングテーマ「わたしの青空」は本編では藤枝あやめを演じる折笠愛さんが、挿入歌の「お祭ダンス」は真宮寺さくらを演じる横山智佐さんが歌っていますが、それぞれ別のCDに収録されている二枚組のCDとなっています。
マーベラスエンターテイメント（現：マーベラス）のCDシングルの（恐らく）トップナンバーのシングルCDということもあるのか、それだけ気合が入っていたのかもしれませんね。
エンディングの「わたしの青空」は、ムード歌謡曲の雰囲気がムンムンに漂うウェッティなアレンジに、折笠さんの歌声がしっとりと染み渡るオトナの歌という感じの楽曲に、そして挿入歌のお祭りダンスは、マンボのリズムのゴキゲンで思わず体を動かしたくなるようなナンバーになっています。
どちらの楽曲もキャラクターの個性が存分に発揮されていて、古典的な考えかもしれないけどアニメソングの真髄というのを感じさせてくれる一枚（二枚組）になっていると思います。

MJDA-90001　1998/01/21発売
発売元：マーベラスエンターテイメント、販売元：ポニーキャニオン

壱
1.わたしの青空
作詞：広井王子、作曲：田中公平
歌：折笠愛（藤枝あやめ）
2.わたしの青空（オリジナル・カラオケ）
3.あやめさんから…
弐
1.お祭りダンス
作詞：広井王子、作曲：田中公平
歌：横山智佐（真宮寺さくら）
2.お祭りダンス（オリジナル・カラオケ）
3.さくらさんから…

ジャケットは観音開きの3面仕様です。

今日紹介するCDは、2002～2003年にリリースされたOVA「聖闘士星矢冥王ハーデス十二宮編」の主題歌が収録されたCDです。
この作品は「聖闘士星矢」で初めてのOVAシリーズで、これまで映像化されなかったハーデス編の序章のエピソードとなります。
冥王ハーデスの暗躍により、聖闘士たちの墓が荒らされ、死んだはずの黄金聖闘士が黒き鎧をまとった敵となって聖闘士たちの前に立ちはだかるというストーリーです。
OP,EDともに主題歌を歌っているのはまつざわゆみさんです。
松澤由実→松澤由美ときて3つ目の名義となりますが、この名義で歌唱しているのはこの作品の主題歌のみで、この楽曲のリリース以降は再び松澤由美名義に戻しています。
このCDの発売元（コロムビアミュージックエンタテインメント）の都合だったのでしょうか。

オープニングテーマは地球ぎ、エンディングテーマは君と同じ青空ですが、いずれの楽曲も西田マサラさんのしっとりとしつつも浮遊感のあるアレンジで、穏やかな気持ちで聞ける楽曲です。
聖闘士星矢ということで、ペガサス幻想みたいな熱い曲のイメージでこの楽曲を聞くと面食らうとは思いますが、闘いのあとの平穏から始まる作品のストーリーからすると、こういうのもありなのかなと思います。

CODC-2085　2003/01/18発売
発売元・販売元：コロムビアミュージックエンタテインメント

1.地球ぎ
作詩：松澤由美、作曲：松澤由美・高井うらら、編曲：西田マサラ＆Yumimania+
2.君と同じ青空
作詩：松澤由美、作曲：松澤由美・高井うらら、編曲：西田マサラ＆Yumimania+
3.地球ぎ（オリジナル・カラオケ）
4.君とおなじ青空（オリジナル・カラオケ）

ちなみに2曲目の君と同じ青空は、歌手活動25周年を記念して2023年にセルフカバーしてリリースしました。

2003年リリースということか、8cmCDでも縦長のジャケットではなく、マキシシングルのジュエルケースにてパッケージされています。
ちなみに発売元のコロムビアミュージックエンタテインメントは、日本コロムビアから2002年から商号変更を行ったものです。そして2010年には再び日本コロムビアに戻っています。

埼玉県越谷市にある、"世界初＆唯一の【ビデオゲーム】と【麻雀】と【性愛】が専門の古書店"というすずめ出版のアカウント(@suzume_kosyo)が、店の商品のDVDを検品していたときに、その中の一枚の記録面が消失し透明なディスクになってしまっていたという内容のツイートをしていました。
写真を見るとたしかに記録面の一部がきれいに透けてしまっていて、見た目にはなかなかオシャレな円盤になっていたのですが、当然ながらこうなってしまうと再生はできません。
ディスクの劣化でよく見られるのはディスクのプラスチック部が白濁してしまうというのがあり、時々TLでも見かけるのですが、逆にアルミが透明になるというのは初めて見たのでどうしてこうなるのかと思っていたら、
https://x.com/warai_otoco/status/1745884597932671001?s=20
笑い男(@warai_otoco)さんというアカウントが、中のアルミ部分が酸化して酸化アルミニウム（Al2O3・アルミナ）となり、それで透明になってしまったのではないかとツイートしていました。
純度の高い酸化アルミニウムの結晶は透明（ルビーやサファイアは不純物があることで色がついている）で、またディスクに蒸着したアルミの厚さは数μmしかないので、酸化することで見えなくなってしまうということのようです。
酸素を抜けば再びアルミの状態に戻るということではありますが、そもそも酸素が入り込むくらいにプラスチック間に隙間があるということでもあるので、仮に問題なく抜けたところで最終的には再び透明になってしまうというということでもあります。
ディスクの製造過程でプラスチックとアルミの層の接着が甘かったというハズレ品を引いてしまったということなのでしょうね。
かつてはLDでは吸湿性のあるアクリル樹脂が使用されていたこともあり、吸湿や蒸着の甘さ、また接着剤に由来する劣化もあったりしたようですが、ポリカーボネートとなったDVDでもこうしたトラブルがあったりするのを見ると、劣化しないメディアとして謳われながらも、実際の運用となると必ずしもそういうわけにはいかないという難しさがありますね。
DVDと同じ素材を使用しているCDといえど、こういう個体がでる可能性はあるし、それ以外の理由でもいつ聞けなくなってしまうか分からないので定期的に点検したり音源やジャケット写真をPCに取り込んだりする必要がありそうですね。
とはいえマメにやろうと思ってもなかなかできないのだけどw

今から30年前の今日、テレビ東京にて赤ずきんチャチャのテレビアニメが放送されました。
もう30年前！ということにも驚きますが、それに合わせて4月24日にテレビアニメ全話を収録したBD-BOXが発売されるようです。

「赤ずきんチャチャ」Blu-ray BOX
 https://king-cr.jp/special/chacha_bdbox/

描き下ろしジャケットが可愛い。

そのBD-BOXに収録される内容で特筆すべき点は、オープニングテーマがテレビアニメと同じくSMAPの「君色思い」であるという点。
今までビデオやLDでのパッケージ化された際に、楽曲の使用においてビクターとジャニーズ事務所からの許可がでなかったという経緯で、最初のエンディングテーマである「笑顔が好きだから」を歌っている沢田聖子さんが「君色思い」のTVサイズで歌っていました。
それが今回のBD-BOXにおいてようやくその枷が外れ、SMAPによる本来のオープニングとなります。
SMAPはジャニーズ事務所解体前にグループが解散となり、メンバーが事務所を退所したりと、楽曲の取り扱いについてシビアな状況になっていたことは想像されますが、大本のジャニーズ事務所が実質的になくなったことが楽曲使用のハードルが下がったのかもしれませんね。

ということで、今日紹介するのはその「君色思い」です。

1994年の楽曲ということで、現在はオートレーサーとして活躍している森且行さんが脱退する前の6人体制です。
この楽曲はSMAPの11枚目のシングルで、アニメタイアップとしては赤ずきんチャチャの前に放送されていた「姫ちゃんのリボン」の主題歌に続いて2作品目となります。
林田健司さんが作詞、作曲を手掛け、後に自らのアルバムでもカバーしている楽曲です。
口ずさみやすくて時々カラオケで歌いたくなりますね。
VIDL-10474　1994/01/01発売
発売元・販売元：ビクターエンタテインメント
1.君色思い
作詞・作曲：林田健司、編曲：CHOKKAKU
2.忘れないでよ
作詞：小倉めぐみ、作曲・編曲：CHOKKAKU
3.君色思い（オリジナル・カラオケ）
4.忘れないでよ（オリジナル・カラオケ）

辰年ということで、竜にまつわるCDというのを紹介していますが、今回は名前に竜（龍）が付く偉人、坂本龍馬をテーマにした作品で、1992年にNHKで放送されたアニメ「おーい！竜馬」の主題歌が収録されたCDです。

この作品は武田鉄矢原作、小山ゆう作画で1986年～1996にて連載された同名タイトルのコミックのアニメ版で、主題歌（OP/ED）も原作者である武田鉄矢が歌唱しています。
ちなみにこのアニメの第一話のサブタイトルは「竜馬誕生・ハレー彗星に乗って泣き虫竜馬がやってきた！」というもので、このコミックの連載がはじまった1986年は、ちょうどハレー彗星が地球に最接近した年です。
なので、それにかこつけた荒唐無稽な設定なのかと思っていたのですが、坂本龍馬の生まれ年は1836年。
ハレー彗星はおおよそ75年に一度地球に最接近するので、1836年はちょうどハレー彗星が地球に近づいた年ということになります。
偶然とはいえ、彗星の如く現れたと言っても過言ではない存在なので、そういう天命を持って誕生してきたということなのかもしれませんね。

PODH-1075　1992/05/25発売
発売元・販売元：ポリドール

1.くそったれの涙
作詞：大津あきら、作曲：鈴木キサブロー、編曲：徳武弘文
2.風の一歩
作詞：大津あきら、作曲：鈴木キサブロー、編曲：徳武弘文
3.くそったれの涙（オリジナル・カラオケ）
4.風の一歩（オリジナル・カラオケ）

昨日に続き、辰年ということでドラゴンに因んだCD紹介です。
今回は1997年に上映された映画「エルマーの冒険」のオープニングテーマCDの紹介です。
この作品は、1948年から51年にかけてルース・スタイルス・ガネット原作によりアメリカで出版された童話「エルマーのぼうけん」で、9歳の男の子エルマーが、どうぶつ島に捕らえられているというりゅうの子供を救出するために冒険するという内容の話です。
日本では人形劇として初めてテレビ放送され、1997年と2022年にアニメーション映画化されています（2022年はNetflix配信）。
https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04474/

今日紹介する1997年版の映画版オープニングテーマの「dragon's dance」はTRFのボーカルであるYŪKIが担当しています。
また、主人公のエルマーの声も演じています。
生憎この映画を見たことがないので演技はどうだったのかは分かりませんが、主題歌は壮大なミディアムバラード曲になっています。TRFのときようなダンサブルな楽曲ではありませんが、ゆっくりしたリズムだとYŪKIの力強いボーカルが一層映えるような気がします。

AVDD-20191　1997/06/25発売
発売元・販売元：avex trax

1.dragon's dance(STRAIGHT RUN)
作詞：小室哲哉＆MARC、作曲・編曲：小室哲哉
2.dragon's dance（GROOVE MIX)
Mix：KEITH"KC"COHEN
3.dragon's dance（Instrumental)