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10ATC-161 風の谷のナウシカ/安田成美 #8cmCD [CD紹介]

今日は憲法記念日の祝日で、その後みどりの日、こどもの日、そして土日と(カレンダー通りの仕事や学校の人は)休日が続くゴールデンウィークが本格的にスタートし、高速道路や新幹線の混雑の様子がニュースになったりしていましたね。
このゴールデンウィークという言葉は意外と歴史のある言葉で、1951年(昭和26年)に大映と松竹が競って上映した映画「自由学校」がこの時期の興行収入が、盆暮れ正月の所謂書き入れ時の時期よりも良かったことに因んでいて、大映の当時の専務だった松山英夫さんが、多くの人に映画を観てほしいとこの時期をゴールデンウィーク(黄金期間)と名付けたのだそうです。
そんな今回は映画の楽曲のCDの紹介です。
私が人生で一番観た(映画館でではなくてテレビを録画したテープですが)映画である「風の谷のナウシカ」の"シンボルテーマソング"のCDです。
この映画は実家の親が金曜ロードショーで放送されていたものを録画していて、物心付いたころから毎日のように観ていたので、ほとんどのセリフを諳んじて言えるくらいには覚えるくらいでした。
個人的に好きなシーンは、ナウシカが城の地下に腐海の植物を育てているところで、あの小さな植物園みたいな部屋は今でも憧れますね。
今でもテレビで放送されるときには内容は分かっていてもつい観てしまう作品です。
劇中に流れるテーマソングは久石譲作曲のインスト曲で、今回紹介するCDの楽曲はどこにも使われていません(クレジットはされている)。
先に述べたテープでは、映画の開始前に映画評論家の水野晴郎さんが作品の解説をしているのですがそのバックには流れていました。
当時ずいぶん変わった歌声だなぁと思っていた程度ですが、この楽曲はこの映画の公開に先駆けて作られたもので、細野晴臣が作曲をしています。そのつながりで映画の劇伴もということになりかけたところで、結局劇伴は久石譲が担当することになり、半ば宙に浮いてしまった曲でもあります。

とはいえ、作中のBGMにはシンセサイザーを使ったサウンドが多かった(個人的に、ペジテのアスベルに襲撃を受けた後、ナウシカが腐海に向かうシーンで流れる曲が好き)ので、久石譲としてもかなり意識をしていたような気もしますね。

10ATC-161 1988/03/25発売
発売元:徳間ジャパン、販売元:徳間コミュニケーションズ
レーベル:アニメージュレコーズ

1.風の谷のナウシカ
作詞:松元隆、作曲:細野晴臣、編曲:萩田光雄
2.風の妖精
作詞:松元隆、作曲:細野晴臣、編曲:白井良明

10ATC-161.jpg10ATC-161裏.jpg


2023-05-03 23:14  nice!(2)  コメント(0) 
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