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石岡タロー [独り言]

https://ishiokataro.com/ (石岡タロー公式サイト)

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茨城の石岡で実際にあった出来事をもとにした映画、石岡タローを先週、つくばのシネプレックスつくばにて観に行ってきました。

撮影期間中にコロナ禍があり、制作期間が3年と長くなったものの、移動の制限のある中、エキストラの出演者の大半が県内の人で、スタッフも茨城出身者が多くなったという、ある意味で県を挙げて作られたと、監督である石坂アツシさんが今夜流れていたラジオで話していた映画。
昭和の時代、玉造町(今の行方市)で暮らしていた犬が石岡駅で元の飼い主からはぐれ、その後石岡市内の小学校で飼われるようになり、タローと名付けられ生徒に可愛がられる存在に。
しばらくするとタローが小学校から数キロ離れた石岡駅まで毎日通うようになり、17歳で死ぬまでそうして通い続けていたものの、なぜそうしていたのかは誰にも分からなかったという話です。
渋谷の忠犬ハチ公さながらの振る舞いで、駅に通い、待つその姿は市民からも親しまれていたとのこと。
犬がとことこと駅に向かって走るシーンの健気さやクライマックスでは思わず私もうるっと来てしまいました。
また、舞台が昭和ということもあり、物語に登場する町並みや車にもかなりこだわっていて、のどかないなか道を旧車を走る様子や、演者の衣装や髪型などは当時を偲ばせるには十分なものだったんじゃないかと思います。
久しぶりに心が洗われるような映画でした。

そして今日、古河市の古河公方公園で開催されていたドッグフレンドリーフェスタという犬のイベントに、映画に主演した3頭の犬の内、成犬期を演じたチャビと老犬期を演じたダイが映画のブースにやってくるということで行ってきました。

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12時頃にダイ(上)がやってきて、会場内を脱走してたとかでその1時間弱後にチャビ(下)も登場。
その後、監督と、作中でタローの飼い主だった用務員の娘役の青木日菜さんとで記念撮影が行われ、私もそれに参加。
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持参したパンフレットに、監督のご厚意でサインまでしてくださり本当に感無量でした。本当にありがとうございました。


また改めて犬たちの振る舞いを細かく見るために再度映画を観に行きたいところ。


2023-11-11 22:08  nice!(1)  コメント(0) 
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