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あなたがいて、わたくしがいて [独り言]

アメリカでタイリクオオカミが増えて再び狩猟が可能になるまで回復したというニュースです。
オオカミ好きな私としては他国の事とはいえ嬉しいニュースです。
日本ではニホンオオカミとエゾオオカミの2種類がいました。江戸時代まで、オオカミは農作物を食害する生き物を駆除してくれる存在として、そして「犬神」として信仰と崇拝の対象とされてきました。
しかし明治時代になってから欧米的な考え方が拡がると状況は変わります。
人に危害を及ぼす可能性のある害獣として駆除されたこと、そして洋犬が運んできたジステンパーなどの伝染病によって絶滅してしまいました。
その結果、これまでオオカミを天敵としてきたシカやニホンザルが過剰に増えてしまい、貴重な樹木や高山植物などの食害、人里に降りてきて農業被害をもたらしているという現実があります。
一度絶滅してしまったら元に戻すことはできません。私たちは地球の中で「持ちつ持たれつ」生きている一つずつの存在です。だからこそ、大切にしていかないといけないのだと思います。


2009-05-07 20:21  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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