8cmアニソンCDを懐古する。

今日から9月、季節は秋になりました。

その帳尻を合わせるかのように、昨日までの猛暑も落ち着き、秋の訪れを実感できるような一日でした。

日を重ねるにつれて気温も下がり、日が出ている時間も短くなる、少しずつ動きを止めていく物悲しさを帯びていく秋という季節は個人的に好きな季節でもあります。

そんなタイミングでふと聞きたくなる曲が、今日紹介する、緒方恵美さんの「ワインレッドの心」です。
元々は、1983年に安全地帯が4枚目のシングルとしてリリースした曲で、安全地帯の代表曲でもありますね。
オリジナルもしっとりとしたバラードですが、こちらもそれを踏襲した情感たっぷりのナンバーになっています。
一歩踏み出せないもどかしさを赤ワインに封じ込めるような体験は、情けないかな私には経験がないけども…。

2曲目の落葉の手紙は、付き合っていたのに、その想いを最後まで添い遂げることができなかった相手が他の誰か結婚するということを知り、その人にエールを送るという切ない失恋ソングです。こちらは緒方恵美さん自身で作詞を行っています。

燃え上がるような夏の恋から少し時間が経ち、気温も少しずつクールダウンする秋は、今の自分の恋愛感情をたしかめる季節なのかもしれないねと、この2曲を続けて聞くと思うところです。

PODX-1018　1996/10/07発売
1.ワインレッドの心
作詞：井上陽水、作曲：玉置浩二、編曲：松尾早人
2.落葉の手紙
作詞：緒方恵美、作曲・編曲：松尾早人

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