8cmアニソンCDを懐古する。

春の花祭りということで、ふしぎ遊戯のキャラクターソングCDを紹介していますが、7枚目の今回は朱雀七星士の一人で、広南国の山賊の頭領も目されていた粗削りで直情的なキャラクターである、翼宿のキャラクターソングCDです。
CVは林延年（現・神奈延年）さんが演じています。作中では関西弁を使っていますが、異世界でも関西弁を使う場所があるのかというツッコミをするのは野暮というものでしょう。
さて、2曲収録されているキャラソンは、いずれもこのキャラクターらしいロックテイストの楽曲ではありますが、よく言えば癖のある歌い方で、更に言えば、今の男性声優ボーカルソングではまずお目にかかれないようなタイプでもあります。
これも90年代男性声優ソングにありがちな、どこか上滑りしたような楽曲とも言えるかもしれません。
とはいえ、現在の、しっかりとしたアレンジで声優がソツなく歌うというスタイルでは味わえない醍醐味というのもそこにはあるような気がします。
等身大のキャラクターが実際にマイクで歌うとなったら、きっとこういうどこかふわっとした（ストレートに言えば素人っぽい）ものになるはずということですね。
それがちょっと昔のキャラソンの魅力の一つでもあります。

APDM-5035　1995/10/21発売
発売元・販売元：アポロン
1.Heartにキラ星咲かしたれ!!
作詞：青木久美子、作曲・編曲：まきのさぶろう
2.Do-Be'sがやって来る。
作詞：青木久美子、作曲：家原正嗣、編曲：戸塚修
3.Heartにキラ星咲かしたれ!!（オリジナル・カラオケ）
4.Do-Be'sがやって来る。（オリジナル・カラオケ）

持ってるのはホウセンカでしょうかね。

暑い時期に連日花を咲かせ、花言葉は短気。喧嘩っ早い熱血キャラにもよく合っていると思います。

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