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歴史は尊いもの [独り言]

9月1日公開「特『刀剣乱舞-花丸-』~華ノ巻~」本予告
https://youtu.be/8_KzRorUkl8

今日は仕事が休みだったので、つくばの映画館に刀剣乱舞-花丸-の映画を観に行ってきました。
雪月華の3部作シリーズの完結編です。
ネタバレになるので詳しい内容については割愛しますが、印象に残っているのが「歴史は尊いものだと気づいたんです」というシーン。
この作品は、様々な時代に登場し歴史修正を目論む時間遡行軍の侵攻を食い止めるべく、刀剣男士が戦うというものですが、その刀剣は様々な人間の手を渡りながら歴史を積み重ね時代を越えていくものでもあります。
どこかで歴史が変わってしまえば、その先の未来にもどこかで綻びが生じて、今顕現している刀剣の存在自体があやふやなものにもなりかねない。
そんな、歴史を変えられるという危機に常に晒されている世界線であるからこそこのセリフはとても重みを持っていて、ストーリーにも刀剣男士にも感情移入できたなぁと思うところです。

ちなみに話は完結編に相応しい結末でホッとしました。


タイムマシーンがない現在においては直接歴史を変えることはできないけれど、最近(というわけでもなく10年20年単位ではあるけども)は、現在の権力者の都合の良いように先の大戦の歴史をピックアップして外国の批判に対抗しようという動きが活発になりつつあるのは気がかりですね。
歴史学者が当時の記録や、存命の当事者への聞き取りを通じて調査した結果が必ずしも全てではないとはいえ、学術的なフィルタリングを経て、おおよそ客観的なものとして出されたものに対して、それが気に入らないとばかりにそれを覆えそうとするのは、歴史への挑戦そのものですね。
勿論調べていくことで新しい事実というものは見つかり、歴史はリアルタイムで移りゆくものではあるけど、
「こうであってほしい」という予断で当たっていては真実は見えてこないしそもそも敬意を欠く態度でもあります。
起こってしまったこと自体は変わらないからこそ、次に同じような状況に陥ってしまったときに回避する術となりうるのではないかと個人的には思います。


言いたいことが散らかってしまったけど、今日は歴史について色々思ったことを言う日記。


2022-09-07 21:34  nice!(1)  コメント(0) 
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