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KIDA-162 Birth/奥井雅美 #8cmCD [CD紹介]

今日TwitterのTLを眺めていたら、今から18年前(2002年)の秋葉原の映像の動画ツイートが流れてきて、そのキャプションで、「ーその頃はまだ萌えてないし、メイドも存在しない(中略)硬派なアキバの姿ー」という文面があり、「おいおい当時はエロゲ全盛期とも言える時期だったし、でじこはじめ萌え文化が華やかだった頃じゃないか」と思わずツッコミを入れてしまいました。
たしかに、当時は今よりはオタクとそうでない人はハッキリと分かれていた時代であって、秋葉原の街を往く人もオタクな人たちだったことは間違いなく、そういう意味では「硬派」とも言えるのかなと思うところですが、そんなツッコミよりも何よりも、18年前が2002年ということに正直ビックリなところです。
2002年って最近だよね?って思ってしまう辺り、私も随分歳をとってしまったものだとしみじみ……。


ということで、今日はそんな秋葉原を舞台にした作品の楽曲をば。

1998年に放送された「アキハバラ電脳組」のOP/EDが収録されたCDです。ちなみにこの年はゲーマーズのマスコットキャラクター「デ・ジ・キャラット」が初登場した年でもあり、秋葉原の地に「萌え」文化が芽吹きはじめたエポックメイキングな年でもありました。

そしてこの曲を歌っているのは奥井雅美さんです。
1曲目にOPの「Birth」が、2曲目にEDの「太陽の花」が収録されています。
「Birth」は当初は「風のように 鳥のように(うろ覚えなのでもしかしたら間違っているかも)」というタイトルになる案もあったようですが、プロデューサーから「タイトルが作品の内容を意識しすぎている」というダメ出しがあり、「Birth」に落ち着いたという裏話もあるそうです。
(この話はSTARCHILD SELECTION 音楽編(TV作品編)(KICA-497/8)の歌詞カードに掲載されています。)


肝心のテレビアニメは、スケジュールがカツカツだったのか作画がかなり不安定で、時々崩壊気味な時もありましたが、楽曲には恵まれており、挿入歌の「朱-AKA-」や「恋しましょねばりましょ」をはじめ、特殊EDとして起用された「シンシア・愛する人」など良曲が多い作品です。

これら一連の楽曲は「スタまにシリーズ アキハバラ電脳組(KICA-729)」にまとめられています。


あれから22年経った秋葉原の街は、あの頃から随分変わってしまったけど、ムーブメントに乗っかり一所にとどまらない街である事を思えば、変わること自体がここの本質ということなのでしょうかね。
次の20年後には一体どうなっているんだろう。


KIDA-162 1998/05/22発売
1.Birth
作詞:奥井雅美、作曲:奥井雅美、矢吹俊郎、編曲:矢吹俊郎
2.太陽の花
作詞:奥井雅美、作曲:奥井雅美、編曲:矢吹俊郎
3.Birth(オリジナル・カラオケ)
4.太陽の花(オリジナル・カラオケ)


KIDA-162.jpgKIDA-162裏.jpg


2020-12-23 23:34  nice!(1)  コメント(0) 
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