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KIDA-23 艶姿渚娘/あたしアマリリス #8cmCD [CD紹介]

最近ONE PIECEの映画の舞台挨拶の様子が芸能ニュースでよく流れてきて、そのたびに田中真弓さんが登場するので、せっかくなのでということで今日紹介する曲は田中真弓さんが歌っている楽曲のCD紹介です。
このCDは、夏を感じる歌謡曲のカバーをメドレー形式で一曲にした異色のCDです。
先日中野のまんだらけで、8cmCDのセールが行われていてその時に入手しました。
カバーメドレーになっているのは、一曲目の「艶姿渚娘」というタイトルのナンバーで、歌っているのは田中真弓さんの他、林原めぐみさん、玉川紗己子さんの3人で、合いの手で西村智博さん、石原慎一さんが入っているというなかなか豪華なメンツになっています。
この曲の中でカバーされているのが、燃えつきそう(山本リンダ)、太陽が泣いている(いしだあゆみ)、恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)、きりきり舞い(山本リンダ)、涙の森の物語(中村晃子)の5曲。
原曲はいずれも艶っぽく情熱的な曲ですが、それを軽妙なアレンジに作り変えノリノリで歌っている3人と2人の合いの手が絡み合って聞いているだけで楽しくなってきます。
どういうきっかけでリリースされたCDなのかとぐぐってみても、特段アニメのタイアップの企画というわけでもなさそうで、この3人が共演したアニメで当たりをつけても特段ひっかるものもなく、正直謎めいたCDではあります。
とはいえ、声優のカバーCDというのは90年代からちょくちょくリリース自体はされており、また声優ユニットが歌唱することは当時からあったので、その中の一つの流れで、田中真弓さんにもなにか歌ってもらおうという企画があったとしても不思議ではありませんね。
2曲目の「あたしアマリリス」は田中真弓さんのソロ歌唱で数少ないノンタイアップの楽曲になっています。
最初は「私は可憐なアマリリス」と、しっとりとした歌謡曲チックな始まりなのですが、電話のベルが鳴り、フラれたことを告げられる小芝居が入ると一転曲調がポルカ調に変わり、オトコへの未練を歌い上げる曲に豹変し、最後は絶叫して終わるというカオスな流れになっています。CD作ってる側もやりたい放題やっているような一枚です。

この花つながりかどうかはわかりませんが、この後サクラ大戦では桐島カンナを演じることになるのは偶然なのかはたまた。

KIDA-23 1991/07/25発売
レーベル:スターチャイルド
発売元・販売元:キングレコード
1.艶姿渚娘
燃えつきそう
作詩:阿久悠、作曲:都倉俊一
太陽が泣いている
作詩:橋本淳、作曲:筒美京平
恋のバカンス
作詩:岩谷時子、作曲:宮川泰
きりきり舞い
作詩:阿久悠、作曲:都倉俊一
涙の森の物語
作詩:横井弘、作曲:小川寛興
編曲:川井憲次
2.あたしアマリリス
作詩:藤公之介、作曲:伊豆一彦、編曲:大森俊之
3.艶姿渚娘(オリジナル・カラオケ)
4.あたしアマリリス(オリジナル・カラオケ)

KIDA-023.jpgKIDA-023裏.jpg

時代を感じるジャケットですね。


2022-08-21 23:20  nice!(1)  コメント(0) 
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