KINS-191 中山美穂/Sea Paradise-OLの反乱- #8cmCD [CD紹介]
しかし、アニソンではありません。でも珍品のCDだと思うのでご容赦してください。
ジャケットを見ても、特に他の8cmCDと異なる点はありません(よく見ると答えは載っていますが)。
CD紹介の記事のタイトルには必ず載せている、規格品番(タイトルの最初の部分)に注目すると答えが見えてきます。
規格品番が現行ルールになってからは、基本的にアルファベット3文字目はディスクの媒体を示しており、8cmCDでは"D"が表記されていますが、このCDでは"N"になっています。
この"N"はCD+G(CDグラフィックス)を表し、対応機器(パソコンでも再生ソフトを入れれば視聴は可能)で再生すると、音楽に合わせて歌詞や画像が表示されます。CDの音楽データにおいて、楽曲記録において使用されない領域に画像や文字を記録する仕組みで、主にカラオケで使われました。
生憎、手持ちの機器ではCD+Gを再生できないので、どんな内容の映像が見られたのかは確かめようがないのが残念なところです。
この規格はカラオケ用途である程度普及したものの、一般にはあまり出回らず、マイナーな規格となってしまい、今ではカラオケ用途以外のCDで見かけることはありません。
不遇な規格とも言えるでしょう。
似たようなものにCD-EXTRAがありますが、こちらは、音楽データと、PC等で視聴できるデータの両方をCDに記録したもので、音楽データ自体はCDの記録方式に則ってるので、こちらは規格品番でメディアを表すコードが割り当てられているわけではありません(たたしメーカーが独自ルールで区別していることはあります)。
1.Sea Paradise-OLの反乱-
作詩:中山美穂、作曲:KNACK、編曲:ATOM
2.何度でも愛せるから
作詩・作曲:中山美穂、編曲:ATOM
3.Sea Paradise-OLの反乱-(オリジナル・カラオケ)
BD-BOX発売記念で再び紹介。KIDA-128 テレビ東京系アニメーション「スレイヤーズNEXT」林原めぐみ Give a reson #8cmCD [CD紹介]
先月の話になりますが、6月26日にスレイヤーズNEXTのBD-BOXが発売になりました。
ということで、2009/12/16以来のこのCDの紹介となります。
2008年にDVD-BOXが発売されたものの、アニメの本放送から23年の時を経て、満を持してのBD-BOX化ですが、当時はVHSとLDしかパッケージのソフトがなかったんだよねぇ。
デッキも比較的入手が容易なVHSはともかく、今やLDはディスク自体はハードオフなどの中古では見かけるものの、再生機器は、2005年にPSEマークのない古い家電の販売に規制をかけるという方針を打ち出した(その後2006年3月に規制は撤回)、所謂PSE問題の煽りで、リサイクルショップから目にする機会が減り、今では滅多に見かけず、仮に見かけてもプレミア価格がついているような状態になってしまいました。
作品自体はネットで配信していたり視聴自体は容易になったものの、手元にパッケージを置き、それを楽しむというスタイルは、作品を「観る」、パッケージやディスク、ライナーノーツなどを「見る」という2つの「みる」で楽しめるんだよね。それが配信では得られない感覚なんだよねぇ。
そんなノスタルジックな気持ちになったところで、今日の記事とさせていただきます。
このCDでは、1曲目のオープニングテーマである「Give a reason」を林原めぐみが、2曲目のエンディングテーマである「邪魔はさせない」を奥井雅美が歌っていますが、どちらも1990年代を代表するアニメソングである事は疑いがない名曲です。Give a reasonは、2019年に開催された投票企画、平成アニソン大賞では声優アニソン賞を受賞しました。
KIDA-128 1996年4月24日発売
1.Give a reason
作詞:有森聡美、作曲:佐藤英敏、編曲:大平勉
2.邪魔はさせない
作詞:奥井雅美、作曲:奥井雅美、矢吹俊郎、編曲:矢吹俊郎
3.Give a reason(OFF VOCAL VERSION)
4.邪魔はさせない(OFF VOCAL VERSION)
ハードオフ125号古河東店の7/3現在の様子 [独り言]
先月から建物の周囲がシートで囲われ、いよいよ建物に手を付けはじめた状況ですが、建物の中については片付けがあらかた終わったようでした。
次は外壁の修復をするのか、それとも全て解体となるのか、今後も継続して追跡していきたいと思います。
PODH-1336 One more time, One more chance/山崎まさよし #8cmCD [CD紹介]
映画館で見て以来の視聴でしたが、正直なところ本編よりもスポンサーのコラボCMの方に引き込まれました。
アニメ本編?と思えるような作り込まれたものから、シーフードヌードルの、新しい海の誠の美味しさみたいな強引なこじつけとも思えるコラボCMもあったりで、CMも込みであっという間の放送時間だったなぁと思った次第。
たしかにギラギラした光や空の織りなす透明さの映像美は一層磨きがかかっていて、これも新海誠節を構成する大きな要素であり、ヒットの要因のひとつだと思いますが、キャラクターが隕石の落下から街の人を守る(歴史を変える)という、壮大に前向きなキャラクターでありそのストーリー展開は正直意外な展開でした。
その光に照らされる登場人物たちはどこかジメッとして煮え切らない感情を抱えていて、最後まで救われたのか救われなかったのか分からないところにこそ、新海誠脚本の良さがあると思っていただけに尚更思いますが、これはこれでスカッとして良かったので、19日から公開される「天気の子」もその路線を踏襲するのか、はたまた原点回帰を図るのか、久しぶりに映画館に足を運んで確かめてみたいと思うところです。
この作品は、登場人物の少年期、青年期、成人とそれぞれのステージの、男女の恋愛位関係を切り取ったオムニバスムービーで、序盤はこういう恋愛してみたいなぁという思春期の妄想を形にしたような甘々な展開のストーリーなのですが、終盤の成人編では、周囲の現実の変化に合わせて気持ちが変わらない(変えられなかった)側と、変わってしまった(変えることができた)側のすれ違いでストーリーが終わるという苦みが残る結末で、それがまたリアリティがあって面白い作品です。
この曲はその最後のパートで流れています。"彼"の未練がましさを映し出すような歌詞で、この作品のために作られた曲ではないのに、あたかもそうであるかのようなシンクロニティに、この切なさは普遍的なものであると改めて気づかせてくれる曲です。
また秒速5センチメートル見たくなってきたなぁ。
1.One more time, One more chance
作詞・作曲:山崎将義、編曲:森俊之
2.妖精といた夏
作詞・作曲:山崎将義、編曲:中村キタロー
3.One more time, One more chance(KARAOKE)