TYDY-2059 オリジナル・モーション・ピクチャー・ミニ・サウンドトラック 幽助の章 #8cmCD [CD紹介]
傍目からは、東大に通う声優というだけである種の箔付けになりそうなものですが、学業にまで仕事を持ち込むのは野暮というものなのかもしれませんね。
今回紹介するCDは卒業おめでとうございます!ということで、佐々木望さんが演じていた浦飯幽助のキャラソンCDです。
1曲目にイメージBGMが、2曲目にキャラソンが収録されています。
歌の方は、歌詞こそキャラクターを意識した熱いものになっていますが、ボーカルのなんとも言えない歌唱力と音数の少ないアレンジという、90年代声優曲の要素をてんこ盛りにしたもので、今みたいなゴリゴリの音圧の楽曲に慣れてしまうと物足りなさを感じるところはありますが、これはこれで味のあるものです。
TYDY-2059 1994/06/08発売
1.負けるわけにはいかねぇ
作曲:本間勇輔、編曲:本間勇輔プロジェクト
2.暁の誓い~Rising Sun~
作詞:森由里子、作曲・編曲:本間勇輔
3.暁の誓い~Rising Sun~(オリジナル・カラオケ)
PHDL-90701 黒ネコのタンゴ だんご3兄弟/皆川おさむ #8cmCD [CD紹介]
元々は1969年に発表されたイタリアの童謡で、原題はVolevo un gatto nero(黒い猫がほしかった)。日本でも同年に皆川おさむのデビュー曲としてリリースされ、オリコンで14週連続1位という快挙を成し遂げ、200万枚以上のセールスとなりました。
今日紹介するCDはその30年後にリリースされたもので、音源は当時のものとなっています。
カップリングにはだんご3兄弟が収録されていますが、これは同じくタンゴの楽曲に因んで収録されたのかもしれないですね。
こちらは成長した皆川おさむさんが歌っています。チープなアレンジや素人っぽいもやっとした歌い方といい、言い方は失礼かもしれませんが、パチモンCDの雰囲気が色濃い楽曲になっています。
どういう経緯でこのCDがリリースされたかは分かりませんが、過去の名曲をこうして再び日の目を見るようにする取り組みは面白いなぁと思うところです。
1.黒ネコのタンゴ
作詞(訳詞):見尾田みずほ、作曲:FRAMARIO.A.SORICILLO、編曲:小森昭宏
2.だんご3兄弟
作詞:佐藤雅彦・内野真澄、作曲:内野真澄・堀江由郎、編曲:伊東信雄
オリンピック延期 [独り言]
そうでなくても、あまりにも稚拙な暑さ対策や東京湾の汚水問題など、本当に東京で大丈夫なの?っていう懸念はあったし、これを機に準備を万全にして臨む事ができればいいんじゃないかと思うところ。
MRDA-00003 微笑みの爆弾/馬渡松子 #8cmCD [CD紹介]
その直前辺りからテレビの取材があったり、トントン拍子で単行本化やコラボといった色々な展開の発表と、この100日間はそれらの宣伝だったというオチが付き、私も含めこのマンガを見ていた多くの人が見事に乗せられていたわけで、大きなメディアの存在感(というか貪欲さ)を改めて実感するところです。
テレビアニメ「幽☆遊☆白書」のオープニングテーマCDです。
主人公である、浦飯幽助が道路に飛び出した子供を助けるために、トラックに撥ねられて死んでしまうところからメインのストーリーが始まり、生き返るための試練を受けるというのが序盤の展開(俗に言う霊界死闘編)なのはご存知の通りだと思います。
アニメは1992年10月から1995年1月までの全112話の作品でしたが、オープニングのアニメーション映像は変わっても曲自体は最後まで変わることなく、幽遊白書の曲で真っ先に思い浮かぶものですよね。
この曲の良さは、オトナになっていくというとは何なのかというのを問いかけつつ、サビを「アリガトウゴザイマス」と締める勢いだと思います。一筋縄ではいかない感情や物事を経験しつつ、最後には感謝をするということでオトナになっていく。人生ってそういうものだよねと今改めて聞くと気づかせてくれるような、そんな曲です。
作詞:リーシャウロン、作曲・編曲:馬渡松子
2.ホームワークが終わらない
作詞:リーシャウロン、作曲・編曲:馬渡松子
VIDL-10522 JINGLE JUNGLE DANCE/アンルイス #8cmCD [CD紹介]
テレビアニメ「ジャングルの王者ターちゃん」のエンディングテーマとして起用された楽曲です。
レゲエのゆったりとしたリズムで、ジャングルでの、つかの間の休息を感じられるような気がします。
個人的な記憶ではもっとダンサブルで情熱的なイメージだと思いこんでいましたが、ブログを書くにあたっていざ聞き返してみると、こんな曲だったっけ?とビックリ。
思い違いって結構あるものですね…。
ちなみにこれを歌っているのがアンルイス。
六本木心中でおなじみですが、ジャングルの王者ターちゃんの主題歌としてはこの曲の他に「VIRGIN LAND」も歌っています。
こちらはハスキーボイスが響き渡るバラードナンバーで、とても聴きごたえがある曲です。
1.JINGLE JUNGLE DANCE
作詞:夏野芹子(原案:岡村佳代子)、作曲:Char、編曲:竹内亮
2.SPELL BINDER
作詞:Annie、作曲:Char、編曲:竹内亮
3.JINGLE JUNGLE DANCE(オリジナル・カラオケ)
4.SPELL BINDER(オリジナル・カラオケ)
なかなか癖の強いジャケット写真。剥いたバナナを持つって相当なセンスを感じます。ラテン系の情熱的な楽曲を彷彿とさせるアートワークですね。
BVDR-1604 太陽があたためた気持ち/久川綾・折笠愛 #8cmCD [CD紹介]
今回は「女性自衛官」が活躍するOVA「青空少女隊」のエンディングテーマ主題歌CDです。
青空少女隊は、清水としみつ原作で月刊少年キャプテンにて連載されていた作品で、1994~1996年にかけて全7話にてOVAがリリースされました。
自衛隊のイメージアップを図るために、世界初の女性パイロットにて結成された801st T.T.S.(Tactical Training Squadron:801練習飛行隊)の、一癖も二癖もある隊員と、その飛行隊の整備隊員・石動拓也三曹が繰り広げるコメディ作品です。実際に航空自衛隊が協力しており、入間基地が作中のモデルになっているそうです。
主題歌はOPが「虹になりたい/MAUAKA」で、EDは今回紹介する太陽があたためた気持ちの他に、野上ゆかな(現:ゆかな)が歌う青空のラブレターの2曲があり、今回紹介するのは最初のEDの方になります。
歌っているのは、この飛行隊のメンバーであり、メインヒロインである羽田みゆき、三鷹ありさを演じていた、久川綾、折笠愛です。
作中では優等生キャラとあらくれキャラというコンビの二人ですが、歌ではそれを感じさせない可愛い曲になっています。
当時の声優ソングにありがちな薄いアレンジはご愛嬌ですね。
2015年から戦闘機や偵察機の職域制限も解除し、2018年には初の戦闘機パイロットも誕生しております。
空自F-15Jに初の女性パイロット誕生の背景 女性と戦闘機の歴史、大戦期はエースも | 乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/81314/2
1.太陽があたためた気持ち~The sun warms my heart~
作詞:横山武、作曲・編曲:長岡成貢
2.太陽があたためた気持ち~The sun warms my heart~(オリジナル・カラオケ)
ちなみに、左側が羽田みゆき(久川綾)で、右側が三鷹ありさ(折笠愛)です。
PCDB-00010 悠久幻想曲キャラクターシリーズVol.2 トリーシャ・フォスター/C.V.飯塚雅弓 #8cmCD [CD紹介]
イベントや遊園地なども軒並み中止や休止と、楽しみがどんどんなくなってしまう日々は辛いものがあります。
せめて歌でも聞いて、元気になろうと思い選んだのが今日のCDです。
無印の「悠久幻想曲」から登場しているキャラクターでしたが、その時はNPC扱いでボイスも収録されていませんでした。
その頃からかわいいなぁと思っていて、これでNPC扱いとはもったいないなぁと思っていましたが、第二作(2nd Album)からはプレイアブルになり、声が入るようになりました。
この当時かなり人気があった飯塚雅弓がキャラクターボイスを担当しております。
誰とでも仲良くなれるようなとても明るいキャラクターで当初から主人公とも好感度は高め。
第二作でのメインヒロインとも言えるような立ち位置で、キャラクターソングシリーズでも最初に登場するのも納得です。
私もプレイしたときは一番最初に仲良くなったキャラクターです。
「君にも見つけられるはず HAPPY HAPPY NEWS」という歌詞は今だからこそ響くものですね。
作詞:片岡かれん、作曲:林克洋、編曲:斎藤ひろし
2.Daytime Cinderella(トリーシャのテーマ)
3.トリーシャからのメッセージ
4.シャララ!~元気になあれ~(オリジナル・カラオケ)
ありがとうの日 [独り言]
この場を借りて御礼申し上げます。
VIDL-10579 墨東署歳末取締週間キャンペーンソング Go!Go!パトロール~君のハートを逮捕する #8cmCD [CD紹介]
1904年3月8日に、アメリカのニューヨークにおいて、婦人参政権を求めたデモをきっかけに、1910年のコペンハーゲンでの国際社会主義会議にてこの日を「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱したことから始まりました。
1975年の国際婦人年において、国連にて3月8日を『国際女性デー(International Women’s Day)』と制定され、日本でもHAPPY WOMAN FESTAと題し、女性の生き方を考える日として各地でイベントが開催されています。
それに便乗したわけではありませんが、今月の8cmCDの日は「女性が活躍する作品」を題材にしてみたいと思います。
1回目の今回は「婦人警官」が主人公の作品「逮捕しちゃうぞ」のキャラクターソングです。
「逮捕しちゃうぞ」は藤島康介原作で、講談社の「モーニング」において1986~1992年にかけて連載されていた作品で、1994~1995年、2007年にテレビアニメ化、1999年には映画化もされました。
また、2002年には実写ドラマにもなっています。
東京の江東区周辺を舞台のモデルにし、墨東警察署に勤務する辻本夏実、小早川美幸の二人の婦人警官を主人公に、癖の強いメンバーと繰り広げるコメディ。白バイやパトカーのメカニカルな細やかな描写が見ていてとても爽快な作品でもあります。東京の下町地域に土地勘がある人にとっては尚更楽しめる作品ですね。
このCDはその主人公二人がTokyo Policewoman Duoというユニットを結成し、墨東警察署のキャンペーンソングの体で歌ったものです。
キュートなアレンジとメロディの、正統派アイドル楽曲になっています。決して音数が多いわけではないので、今のガンガンに音を詰め込むような声優ソングに比べると若干チープな感じは否めないところですが、当時はこういう作風の曲が多く、そのチープさを含めて声優ソングの魅力でもありました。とはいえ、今のアレンジでこれを作り直したらどういう感じになるのか聞いてみたいところではあります。
カップリングは、墨東地域を舞台に繰り広げられるラブストーリーを綴ったムード歌謡調のデュエットソングになっており、亀戸の駅近くの商店街の飲み屋の雰囲気が漂う楽曲になっています。
こういう遊び要素にも手抜きがないのが「逮捕しちゃうぞ」の魅力なんだと思うところです。
1994/12/07発売 VIDL-10579
1.Go!Go!パトロール~君のハートを逮捕する(墨東署歳末取締週間キャンペーンソング)
作詞・作曲:横山武、編曲:岩崎元是
2.墨東恋物語(ラブストーリー)(墨東署恒例年忘れカラオケ大会94年度課題曲I)
作詞・作曲:横山武、編曲:兼先順一
TODT-2690 田村英里子/まかせて!チン・トン・シャン #8cmCD [CD紹介]
何かそれにまつわるCDでもと思ったところですが、これは!と思うものがなかったり、既に紹介済みだった(端的に言えばネタ切れ気味)ので、ふと今聴きたいなぁと思ったものを。
夏休みになると、午前中にTBSがアニメをやっていた時に繰り返し再放送してたような記憶がありますが、大体全話放送されないまま夏休みが終わってしまうパターンだった気がします。
燃えよドラゴンで、ブルース・リーが「Don't think, feel」と言ったように…。
1.まかせて!チン・トン・シャン
作詞:中田有博、作曲・編曲:馬飼野康二
2.まかせて!チン・トン・シャン(インストゥルメンタルバージョン)
3.まかせて!チン・トン・シャン(カラオケバージョン)